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技術支援

保全技術の支援-道路

路面下空洞調査

 道路に突然に陥没が発生した場合は、重大な事故に直結することになります。
 そのため、道路陥没の事故防止のために、電磁波レーダを搭載した車両などにより、路面下の空洞調査を実施しております。

路面下空洞調査の状況

 路面下の空洞は以下の流れによって確認されます。

一次調査
  電磁波レーダ探査車などを用いて調査を実施します。
  取得したレーダ信号を解析して空洞の可能性のある異常信号を抽出します。


車道部は50km/hで走行しながら非破壊で
空洞の可能性のある信号を抽出します。

歩道部は手押式探査車を用いて
空洞の可能性のある信号を抽出します。

二次調査(詳細調査)
  一次調査により空洞の可能性がある箇所について、詳細調査を実施します。
    位置特定調査:空洞の広がりや位置を特定
    削孔調査        :空洞の深さを特定

ハンディ型地中レーダ装置を用いて 位置と広がりを特定します。   位置確認後、道路を削孔し、 空洞の深さを調査します。



東北技術事務所の取組み

 平成6年から平成27年度までに車道部6,923km、歩道部768kmの調査を
実施しました。(測線長)
 確認された路面下空洞は、各道路管理者により補修等の対策が講じられる様、
安全な道路管理に向けた技術支援をしています。

        『東北地方における空洞発生原因:前436個』



原因①: 地下埋設物の破損による土砂流出

原因②: 地下埋設物部の地盤のゆるみ

原因③: 大型地下構造物施工時の地下残置物の影響

原因④: 雨水浸透、地下水の変動による影響

原因⑤: 護岸部の土砂吸出し

空洞発生
原因推定
車道 歩道
■原因① 43 9 52
■原因② 82 91 173
■原因③ 93 21 114
■原因④ 40 2 42
■原因⑤ 8 0 8
原因不明 43 4 47
合 計 309 127 436

  この取組みにより、空洞による陥没事故を未然に防ぐため、道路管理者と連携しながら
 道路の安全性を確保するための、支援をしていきます。