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技術支援

保全技術の支援-機械

機械設備の予防保全

 東北技術事務所では、土木機械設備の効率的・効果的な維持管理を実現するため、 東北管内各設備の維持管理データを一元的に蓄積・分析し、設備の健全度の把握、 劣化予測及び信頼性の評価を行うことで、費用対効果の高い予防保全型維持管理を支援しております。

現況

 多くの土木機械設備は、高度経済成長時の昭和40年代後半から設置され、現在では設置後30年から 40年を迎える設備が多く、今後老朽化により整備・更新が必要となる設備の急激な増加が予想されています。 一方、整備・更新が必要な設備の増加とは反対に、公共施設の維持管理費は縮減を求められており、 効率的・効果的な維持管理の実現が急務となっています。


東北技術事務所の取組み

 東北技術事務所では、土木機械設備の効率的・効果的な維持管理を実現するため、設備台帳及び 点検整備結果記録のデータベース構築及び設備の健全度評価手法の検討を進めております。

平成23年度
河川用ゲート設備のデータベース構築(維持管理システム)
河川用ゲート設備の健全度評価手法の検討


平成24年度
河川用ポンプ設備のデータベース構築(維持管理システム)
河川用ポンプ設備の健全度評価手法の検討


平成25年度
河川用ポンプ設備の健全度評価の実施
河川用ポンプ設備の整備基本計画の策定



維持管理システムとは

 河川用ゲート設備及びポンプ設備等の各種機械設備の設備台帳及び毎年実施している 点検整備の結果等をとりまとめたデータベースです。 毎年測定している各種の計測結果をグラフ化することで、経年変化を確認することも可能です。


健全度評価手法の検討

 各設備の劣化状況等を統一的に評価し、緊急度や重要度の高いものから優先的に修繕を 実施することで、効率的・効果的な維持管理を実現します。

健全度評価の考え方
以下の各評価項目による総合的な評価を実施します。

1.設備の重要度
  設備が機能を喪失した時の国民の生命・財産に及ぼす影響度合い
  設備規模、周辺人口、重要施設の有無、地形等で評価

2.稼働・環境条件
  設備を取り巻く条件の負荷度合い
  稼働時間(常時稼働、非常時稼働)、設置環境(汽水域、建屋の有無)等で評価

3.劣化状況
  設備の劣化進行の度合い
  経過年数、外観、各種測定値及び診断結果により評価

4.機器・部品特性
  設備を構成する各機器特性及び部品特性の設備全体への影響度合い
  機器・部品の設備全体に対する致命度、故障回数、部品供給の困難度等により評価