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みちづくりの部屋 |
照明や区画線を設置する
道路が出来上がると、歩行者・運転者などに安全に利用してもらうために、交通の流れを整える区画線の表示を行います。そして、道路の設計や環境、交通量の予測を含め交通ルールに沿って道路照明や道路標識が設置されていきます。
区画線

区画線とは、道路の路面や歩道に描かれた道路びょう、ペイント、石等による線です。
区画線には、道路の中央にある車道中央線や広い道路の車線を分ける車線境界線、道路と路側帯を分ける車道外側線などの道路区画線と減速帯等の路面表示があり、どれも自動車や歩行者の安全を確保する為のものです。なかには、良く見かける白色の線以外にオレンジ色の線、カーブなどの手前に設置されているライトが点滅するもの、凸凹部分がヘッドライトの光を反射することにより、区画線がよく見えるもの、自動車が車線をはみ出して走行した場合に、振動や音で危険を促すなどの工夫されているものがたくさんあります。 |
道路照明
自動車のヘッドライトによる見通し距離には限度があり、障害物がなく光の反射がないと夜間は見えにくい道路になります。照明を増やすことで運転者の視界を広げ、交通事故を防止します。
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道路標識
道路標識には、目的地の方向やそこまでの距離、市町村の境界などを運転者に知らせる「案内標識」や、交差点、道路の屈曲部、踏切などを知らせる「警戒標識」、通行止め、駐車禁止、最高速度制限などを知らせる「規制標識」、横断歩道、安全地帯などを指示する「指示標識」の4種類あります。それぞれの道路の状況にあわせて設置されます。
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