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みちづくりの部屋 |
土を掘る、岩を削る
道路を造るにあたりまず行なわれるのが、掘削作業です。建設を行なう場所が必ずしも平らであるとは限りません。植物の生えた土地や、ごつごつした岩場、もしくは山間部であったりと様々。そこで、よりスムーズに交通が行えるよう地面を整えるのが掘削の目的です。
バックホウ

設置した場所よりも低いところでも掘削作業が行なえるのが特徴です。土や砂を掘ったりすくったりできる「バケット部分」は取替えが可能で、大きな木などを割る事ができる「爪方のアタッチメント」や、地面に穴をあける事ができる「ドリル型アタッチメント」、鉄やコンクリートを切る事が出来る「はさみ型アタッチメント」、コンクリートや大きな岩を打ち砕く「釘型アタッチメント」など、作業に合わせて組替えられます。 |
ブルドーザー
掘削作業を行なうと同時に土砂を運ぶ事ができることから、短い距離での掘削に特に適しています。掘り方の違うアタッチメントを取り替えながら、それぞれの現場にあった作業が行われます。 |
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リッパ
取り付けられた爪で、岩盤を突き刺して岩を掘り起こしたり、砕いたりする事ができ、岩場で大活躍します。 |
クローラルドリル
特に硬い場所の掘削では、車の先端に取り付けられた細長いドリルで、岩や土などに穴をあけて掘り、穴に爆薬を入れて破壊する事があります。 |