(鈴木) |
これまでは県境整備に対する働きかけに秋田・山形両県の力を合わせていなかったように思う。住民、県民が同じ感覚で地域づくり、国づくりをしていくことが必要だと改めて気付いた。
会社を背負って立つ地元の優秀な人材が欲しいという企業の声も多い。地元を離れ、首都圏にいる人達へ情報・声をどうやって届けるかを今後の課題にしていきたい。さらに、生まれ住んできたこの地域の良さを、「あれもある。これもある。」という風に自慢して、発信していきたい。 |
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(貫名)
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秋田県における高速道路の計画に対する整備率は、ここ十年で急激に上がってきている。道路網整備は、企業誘致や観光交流に大きな意味を持つ。東北中央道が整備されると、首都圏への製造品輸送コストが低減され、出荷額等の増加や産業の活性化が期待できる。 |
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(小松) |
新庄では下水を処理した際の汚泥を粒状に乾燥させ、発電所の石炭のエネルギーに混入させる取り組みを来年4月から試験稼動する。ゴミをエネルギーに変えて循環させる施設だが、道路が完備されればこの施設をより広域に連携して使用できる。 |
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(佐藤) |
私はこの地で、国内のものづくりではどこにも負けない自負がある。最近のものづくりではサプ ライチェーン・マネジメントという「欲しい時に欲しい数だけ届ける」ということが基本だ。そこでは道路網は生命線と言え、完備が必要だ。 |
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(和賀) |
高校生のトークセッションで話題になったが、就職や進学によって県外へ出てしまうため、18才人口は毎年5千人ずつ減っている。さらに、「就職したい会社がない」という声も挙がった。しかし、県内には知られていないだけでエクセレントカンパニーが沢山ある。ぜひ高校生の時から企業研究をして就職を目指して欲しい。 |
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(松田) |
これから連携をする上で必要なことは、まず「地域を知ること」。自分たちの住んでいる地域で生まれているものを改めて知ること。そして「相手を知ること」。相手の良いところを認めあって相互理解をすること。さらにその力を「外へ発信していくこと」。
国の施策に東北六県を一つの道州にしようという計画があるが、湯沢・最上地域は真ん中に位置する。キラリと光る地域になるため何をしていかなければならないかを、共に考えていきたい。 |