平成17年度 東北地方整備局事業評価監視委員会

(第1回)について

 

 平成17年8月9日に行なわれた、平成17年度東北地方整備局事業評価監視委員会(第1回)の審議結果について、お知らせします。

 

【開催概要】

 ・開催日時 平成17年8月9日(火) 13:30〜16:30

 

 ・場  所 「メルパルク仙台」 5階 広瀬の間

 

 ・出席者

   委   員:稲村委員、佐々木委員、佐竹委員、澤本委員、柴田委員、鈴木委員、 

         沼倉委員、森杉委員、由井委員

   地方整備局:局長、副局長、副局長、総務部長、企画部長、建政部長

         河川部長、道路部長、営繕部長、用地部長

 

 ・委員会内容 次第 配席図 出席者名簿 位置図  

   1.委員紹介

   2.委員会規則の説明

   3.委員長選出

   4.運営要領の説明・審議

   5.挨拶東北地方整備局長

   6.議事

    (1)再評価対象事業の説明・審議

       〔河川事業〕

              @阿武隈川上流直轄河川改修事業(本宮右岸地区) 【資料】

              A岩木川直轄河川改修事業(中流部) 【資料】

              B雄物川水系直轄総合水系環境整備事業 【資料】

        〔ダム事業〕

              @津軽ダム建設事業 【資料】

              A鳴瀬川総合開発事業 【資料】

    (2)次回審議対象事業の紹介(道路事業)

   7.その他
        田瀬ダム湖活用環境整備事業【資料】

   8.閉会

      

【審議結果】

東北地方整備局事業評価監視委員会では、事業実施者(東北地方整備局)から、再評価対象事業の関係資料の提出と対応方針の説明を受け審議を行なった。

   審議結果は次のとおりである。

 

1.議事について

 (1)委員長には森杉委員が選出された。また、委員長代理には澤本委員が指名された。

 (2)委員会運営要領について了承された。

 

2.再評価について

 (1)審議結果

   @阿武隈川上流直轄河川改修事業(本宮右岸地区)

   A岩木川直轄河川改修事業(中流部)

   B雄物川水系直轄総合水系環境整備事業

   C津軽ダム建設事業

   D鳴瀬川総合開発事業

 

  以上、5事業について、対応方針 (原案) どおり 「継続」 (鳴瀬川総合開発事業にあたっては実施計画調査) が妥当である。

 

 (2)なお、以下の意見があった。

   @河川の堤防整備にあたっては、堤防の背後地の土地利用や都市計画に関して、引き続き地元自治体と十分に調整を図っていくこと。

   Aコスト縮減を推進するために、取り組み事例等の情報共有化を引き続き進めること。

   B白鳥や猛禽類等の自然環境については、事業実施中、実施後に適宜そのモニタリングを実施すること。

   C猛禽類等の貴重種への悪影響を避けるため、その種名は極力公表しないよう留意すること。

   D鳴瀬川総合開発事業について、個々のダムB/C、鳴瀬川水系全体における位置づけ、筒砂子ダムとの関係は河川整備基本方針及び河川整備計画策定の検討の

      中で整理すること。

   Eダムの建設工事について、CO 2排出量の算定の意義を検討すること。