摺上川ダムの概要
摺上川ダムは、福島市飯坂町茂庭地内に建設された多目的ダムです。摺上川ダムは、集水面積160㎢、総貯水容量1億5,300万㎥を有するダム高105mの中央コア型ロックフィルダムです。
摺上川ダムは、洪水調節、流水の正常な機能の維持、かんがい用水補給、水道用水供給、工業用水確保、加えて水力発電と多くの役割を担っています。
阿武隈川は、福島県の南西部に位置する旭岳(標高1, 835m)に源を発し、白河市、郡山市、福島市等の市街地を貫流しながら宮城県岩沼市で太平洋に注ぐ、流域面積5,400㎢、幹川流路延長239㎞の一級河川で流域における社会経済及び文化の基礎をなしています。
摺上川は、奥羽山脈の摺上山(標高997m)に源を発し、福島市飯坂地先で小川を合流し、福島市瀬上地先で阿武隈川に合流する流域面積314.3㎢、幹川流路延長32㎞の支川です。
摺上川ダムは、摺上川の上流、福島市飯坂町茂庭地内に建設された多目的ダムです。