昭和60年8月に完成した現在の役場庁舎、その前に設置した時計は庁舎利用者や街中を周遊する皆様に時刻を伝える役割を続け、村中心部の風景に溶け込んでいます。
東日本大震災の際は、大津波と、それによって壊され押し寄せた住家の一部等により、傷つき、支柱が傾きましたが、流失することなく残りました。大津波を耐え抜いて、なお時を刻み続ける姿は、村民はもとより救助や支援活動にあたる皆様を励ます力となりました。
現在も、震災後の姿を保ちながら動き、時刻を知らせ続けるとともに、津波の記録と脅威を後世に伝える役割を果たしています。また、震災後に入庁した職員に対する震災伝承の役割も担っています。
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