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平成29年11月28日
ダムの下流に落差80mの新たな滝が出現!
 鳴子ダムの左岸部は地すべり地のため、その対策として排水トンネルを設けて地下水位の低下を図っていました。そこから排水される水(約130ℓ/min)は谷底の江合川に排水していましたが、 流水は木々に囲まれている事や、谷底から高さ1/3は地中に伏没しているため、見ることが出来ませんでした。
  そこで排水場所を150m下流に移動し、岩盤が出ている箇所へ排水したところ、落差80mの新たな滝が出現しました。
 ダムからも見えるため、ダム下流の江合川渓谷の素晴らしい眺望に、更に名勝が1つ加わりました。
 滝の名前がまだついていない名無しの滝だそうで、名前を付けてあげたいと思う鳴太郎でした(^^)
 
管理所近くには地下水を排水するトンネルがあります
排水口から流れ落ちる様子
真ん中に一筋の滝が見えます
岩肌を流れ滝状になっています