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周辺環境整備事業

環境整備事業の経緯

鳴子ダム流域は、栗駒国定公園に指定されており荒雄岳を中心としたカルデラには、間歇泉、片山地獄、雄釜などの温泉が湧出している他、全国でも数少ない地熱発電所があり、更に外輪山には大規模なスキー場があります。鳴子ダムの貯水池及びその周辺地域は、これらの温泉を中心とした観光資源に恵まれ、このような状況に配慮し昭和54年度から、より快適な河川空間創造と河川敷地の適正な管理を目的としてダム周辺環境整備事業が実施されています。

目的

  1. 自然保護対策:貯水池周辺の環境整備として、整地及び緑化対策等を推進し、自然環境との調和を図ると共にレクリェーション機能の増進を図る。
  2. 基盤整備:貯水池周辺の適正な一般利用を図る為に必要な諸設備の整備を実施する。

事業概要

環境整備事業の実施されている荒雄湖畔公園は、鳴子ダム上流約7kmの鳴子町轟地内にあり、昭和54年度に事業に着手した。主な事業内容は、基盤整備170千m2、緑化対策30千m2、施設として管理用道路2.5km、環境保全施設等があり、対象面積は湖を中心に23haであり、平成3年に竣工した。

工 種 種 別 数 量 工 種 種 別 数 量
      施 設    
法面整備       管理道路  
  法面保護 0   管理道路 2,500m
  護 岸 3,550m2   駐車施設 2ヶ所
  整 地 170,000m2   環境保全施設 1 式
  その他 1 式   簡易便所 2ヶ所
        水飲場 3ヶ所
緑化対策       案内板 1 式
  植生整備 5,400本   広場施設 2ヶ所
  緑地整備 30,000m2   防護柵 250m
  その他 1 式   安全灯施設 1 式
        その他 1 式