HOME > 管理所より > 鳴太郎日記
平成30年7月9日
「ししおどし」
 これまでも情報がありましたが、ここ最近鳴子ダム周辺でニホンカモシカ・ツキノワグマ・ニホンザルなど目撃情報があり、見学者等の安全を確保するため鳴子ダム直下の管理用通路に「ししおどし」を設置しました。
 「ししおどし」は庭園などに風流さを出すために設置されているのが多くありますが、もともとは野生動物から農作物を守るために人間の知恵が生み出した装置です。
 6月19日の午前10時頃、ダム展望駐車場からダムサイトに続く管理用通路でニホンカモシカに遭遇しました。
 渓流の水を利用したり、ダム下流側にある噴水の水を利用したりして2か所設置しました。 普段は音が鳴らないようにしていますが、ダム直下の見学がある場合は鳴らすようにしています。
 竹の音がなんとも言えない清々しさを感じさせます。 見学でお越しの際は耳を澄まして、音を感じて下さい♪

 野生の動物との共生は必要だと思う鳴太郎でした・・・
    
渓流の水を利用しての「ししおどし」です。
近くに噴水があり、そこから分岐した水を利用した「ししおどし」です。