事務所概要

水質管理(環境保全)

貯水池や下流の水を採取し、PH(酸性・アルカリ性の指標)やCOD(化学的酸素要求量の指標)などの環境項目を定期的に調査しています。環境の変化を観察し、良好な水質保全に努めています。

調査項目

COD
(化学的酸素要求量)
水の汚れを示すものです。主に湖沼で適用されます。水中の有機物などを酸化剤で酸化するときの酸化剤の量を酸素量に換算した値を言います。この値は、汚れが進むほど大きくなり、水中の有機物量の目安となります。
BOD
(生物化学的酸素要求量)
水の汚れを示す代表的なものです。主に河川で適用されます。水の中の微生物が有機物を分解する時に必要となる酸素量のこと。この値は汚れ(有機物の量が多く)が進むほど大きくなります。
SS
(濁度)
水中を濁している水に溶けない粒状の物質の量をいいます。この粒状の物質は、粘土や動植物の死ガイ、下水、工場排水などの有機物や金属のゴミなどです。量が増えると水が濁り、透明でなくなり、見た目が悪くなります。
DO
(溶存酸素量)
水中に溶け込んでいる酸素の量。生物が生きていくのに必要なものです。水がきれいなほど多く含まれ、数値が大きくなります。

環境基準

国や地方公共団体が公害防止対策を進めるには、環境の質がどの程度のレベルに維持されることが望ましいという目標が必要です。この目標が環境基準と呼ばれるもので、環境基本法によって、大気汚染、水質汚濁、土壌汚染、騒音について定めることとされています。水質汚濁に係る環境基準は平成11年に改正され、人の健康の保護に関しては26項目、生活環境の保全に関しては河川、湖沼、海域のそれぞれについて水域類型別に計9項目の基準が定められています。

75%値

環境基準は公共用水域が通常の状態(河川にあっては低水流量以上の流量)のもとにあるときに測定することになっていますが、低水流量の把握は非常に困難であるため、BODやCODについては測定された年間データのうち75%以上のデータが基準値を満足することとされています。例えば月1回の測定データがある場合、水質の良いものから1年間分12個を並べた時、水質の良い方から9番目の値が75%値であり、この値が環境基準を満足していれば、当該測定地点において環境基準値に適合しているとみなすこととされています。