冬の強風をエネルギーに利用 ■詳細 ■平成17年度の運転実績 |
|
---|---|
国道49号の猪苗代付近で国土交通省が管理する国道としては初めて、維持管理施設への電力供給として風力発電設備を設置し、トンネル内の消融雪設備、換気装置などに利用しています。 |
風力発電設備の概要 |
---|
設置した風力発電設備はプロペラ式(3枚羽根)で、定格出力250kw、定格発電風速15.5m/s、年間推定発電量は約70万kw(一般家庭の約300戸に相当)となっています。 |
路面凍結防止と坑内設備の稼動 |
---|
風力発電ロードヒーティングは、舗装の内部に電熱線を埋め、放熱により路面凍結を防ぐものです。中山トンネルでは、トンネル内への季節風により雪の吹込みや、通行車両による水分の引込みによる影響を考慮し、両坑口の内外に設置しています。この電力は、冬季以外でもトンネル内のジェットファン(換気装置)や照明設備などにも利用しています。 |
トンネル内設備
|
<参考>
風力発電を利用したロードヒーティング
風車のいろいろ
■世界で最も多い風車はプロペラ形ですが、他にもいろいろな風車があります。
世界の風力発電容量 (1998年末現在) |
日本の主な風力発電施設 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
世界の風力発電事例 | ||
---|---|---|
■サラゴザのウインドファーム (スペイン・アラゴン州) |
■パームスプリングスのウインドファーム (アメリカ・カリフォルニア州) |
■世界で最も多い風車はプロペラ形ですが、他にもいろいろな風車があります。
水平軸風車 | 垂直軸風車 | |
---|---|---|