風力発電ロードヒーティングシステム Road Heating

風力発電を利用した消融雪システム

年間を通して風が強いことを利用
特に冬期の北西の季節風が強い
冬期:消融雪システム用電力
トンネル照明・換気設備用電力
夏期:トンネル照明・換気設備用電力
中山トンネルの使用状況イラスト
トンネル内設備
風力発電設備

風車全景

冬季間の中山峠
主要諸元表
運転制御定格出力 250kw
起動風速3m/s
定格風速15.5m/s
停止風速25m/s
耐風速60m/s
翼枚数3枚
直径29.7m
定格回転数39.5/29.5rpm
回転方向風上より時計回り
ブレード材質:
ガラス繊維強化ポリエチレン
増速機型式平行歯車
発電機種誘導発電機
定格出力250/45kw
極数6/8p
出力電圧415V
周波数50Hz
タワー構造モノポール
ハブ高さ31.5m
運転制御風向制御 強制ヨー
出力制御ストール
消融雪システムの範囲

風力発電利用設備の周辺

・道路利用者の理解活動
・ふれあいの場
「風の広場」の施設等概要
敷地面積 13,100m2
駐車場 普通車18台
大型バス5台
遊歩道、
誘導ブロック
1式
休憩施設
  木製ベンチ 13台
  長ベンチ 1台
  パーゴラ 1セット
  (簡易屋根付休憩施設)
トイレ施設 1式
植裁
  高木 73本
  低木 10,700本
  芝生 1式
受水槽施設 1式
浄化槽施設 1式
【福島県条例】 名称:福島県リゾート地域景観形成条例
風力発電設置箇所:県条例の「会津フレッシュリゾート景観形成地域」の一帯になっている県条例に基づいて景観形成上配慮した点
1、施設の配置は国道49号から出来るだけ離す
2、設置高さも出来るだけ低くする
3、色彩も検討する(シミュレーション)
4、樹木を中心とした施設付近の緑化

風力発電設備の4年間の運用実績


風力発電量が最大となった平成13年度では
・風力発電量45万kW(150戸分の電力)
・売電メリット7百万円
・CO2削減効果90t

風力発電設備の月別運用実績

1、12月〜3月までの冬季の発電量が卓越
2、毎年、冬季は安定的に風力発電量が確保できる

風力発電利用設備の融雪状況