地球上の水の総量は14億km3、もし地球の表面が平らであれば3,000m位の高さまで水で満たされる量です。
地球上で繰り広げられる水の循環の中で、川の水として私たちが目にしているのはその0.0001%に過ぎません。


 しかし、陸をめぐり珪素などの栄養分をたっぷり含んだ川の水こそが、陸地と海の枠を越え、絶えず海に栄養分を与えゆたかな海を育む大切な役割を果たしているのです。そして、ゆたかな海を育むことは、魚中心の日本人の食生活を支えることを意味します。
この研究会って?


 海に栄養分を与える川の役割に注目した私たち『海の生態系を支える河川システム研究会』は、その仕組みを明らかにすることで海を育み人々の食生活を支える川の姿を探り、よりよい川づくりに役立てようと考えました。
そして、
 ・川に「栄養分が集まる」しくみ
 ・川が「栄養状態を整える」しくみ
 ・川からの「栄養分が海の生き物を育む」しくみ
について、色々なことを調べたり考えたりしているうちに、いくつかのことがわかってきました。