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唐糸御前の伝説を伝える公園 |
「ふじ」が発祥の「藤崎町」
リンゴ園の中に公園が建てられている |
唐糸御前の伝説
鎌倉時代の執権北条時頼の寵愛を受けた唐糸姫だが、周囲の女性からの妬みに耐えられず、
生まれ故郷の藤崎の地に逃れてきた。
その後、時頼は執権を退いたあとに出家し、諸国を行脚することとなる。
風の便りに津軽を訪れることを聞いた唐糸御前は、再会を期待した。
しかし、見る影もなく衰えた自分の容姿を嘆き、池に身を投じ、自らの命を絶ってしまったのである。
村人から唐糸御前の死を聞いた時頼は深く苦しみ、菩提を弔い、寺を建立させたという。
この寺は、護国寺となり、その後、「唐糸山万蔵寺」と改められ、現在は弘前市の禅林街に移されている。 |
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唐糸御前の銅像
心根の優しい、才色兼備といわれた女性 |
巨大な松の古木
ここに唐糸御前のお寺があった |
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左:延文4年(1359年)の板碑
右:唐糸御前の板碑 |
三基の五輪塔も保存されている |
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公園内は整備され、駐車場・トイレ・池・花壇・ふじの育成園などがある |