2001年8月に開通する仙台東部道路、仙台南部道路の開通により環状道路の整備が大幅に進みます。環状道路が整備されると、都心部を通過する交通の迂回路が確保され、都市部における交通混雑の緩和が期待されるとともに、災害等が発生した場合にも代替ルートが確保されます。また、都市機能の分散、都心部におけるゆとりある空間の確保といった効果も期待されます。


2001年8月の仙台東部道路、仙台南部道路の完成により、仙台環状自動車専用道路の約8割が完成します。
今後は、仙台北部道路の整備を進め、環状道路全線の早期完成に努めるとともに、残された幹線道路の着実な整備を図ることが必要です。

 
 
 


環状道路は都心部に用の無い通過交通を迂回させる効果を有しています。
仙台北部道路を含めた仙台環状自動車専用道路全線が完成すると、仙台市街地部の通過交通10万台のうち2万台(1日当たり)がこの環状道路に転換するものと計算しており、この結果、仙台中心部の交通混雑の緩和が図られます。
特に大型交通の一部が環状道路に転換すると共に、都心部における走行速度の向上が図られることから、CO2排出量の削減が期待されます。