管内の砂防施設
秋田駒ヶ岳(秋田県側)直轄砂防施設
管内には、土砂災害を防止するための砂防施設が18基あります。(令和3年6月現在)![]() |
※クリックすると概要をご覧いただけます |
01_小先達川第1砂防堰堤 |
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● <構造形式> コンクリート重力式不透過型
高さ 14m 長さ 120m <施工> 平成2年 ~ 平成7年 |
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インド産赤御影石と フランス産青御影石 |
● 八幡平山系直轄砂防事業(秋田県側)で最初につくられた砂防堰堤。 彫刻家の原田哲男氏が地球をテーマにデザインしたレリーフが施された、めずらしい砂防堰堤です。 周辺施設は『SABOカルチャーパーク』に整備された、桜がとても美しい秋田駒ヶ岳のビュースポットになっています。 |
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● レリーフやモニュメントのテーマは、“自然との調和”である。 レリーフは“自然の岩のながれや駒ヶ岳と山脈のながれ”の表現である。 また、右岸側のモニュメントは“小先達川、田沢湖の水のながれ”を、 左岸側のモニュメントは“和、ハーモニー”の表現である。 |
08 09_生保内川遊砂地(大暗渠~床固め) |
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● <構造形式> 重力式コンクリート大暗渠砂防堰堤
高さ 8.5m 長さ 240.8m <施工> 平成16年 ~ 平成18年 |
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● 生保内川流域では、昭和35年8月の集中豪雨による「田沢湖水害」で、土石流や堤防決壊による 氾濫により死者行方不明者15名、浸水、道路損壊、田畑の冠水など甚大な被害を被りました。 このため土砂災害を防ぐ砂防施設が、自然豊かな周辺の地域特性に配慮して計画され、水理模型実験 により半径4mの大暗渠構造という構造に決定されました。また周辺は遊砂地として公園整備され 「癒しの渓流」となっています。 |
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18_片倉沢第1砂防堰堤 |
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● <構造形式> コンクリート重力式透過型
高さ 12.5m 長さ 163m <施工> 平成29年 ~ 令和2年 |
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● 秋田駒ヶ岳の火山活動で土石流のおそれの ある渓流に建設した砂防堰堤です。堰堤左岸上 流は本体を安定させるため硬い岩盤の上に導流 堤として折り曲げられています。 約6千万年前に流れ出した片倉沢溶岩流の下 流に位置し、滝が上下流に見られます。 秋田駒ヶ岳の撮影ポイントです。 |
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