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出張所のしごと

大曲出張所は、雄物川L=45.71km(淀川合流点から大川橋間)及び玉川L=10.8km、横手川L=1.2km、丸子川L=1.5km合計L=59.21kmの区間を管理しています。出張所では、河川工事の工事監督や日常的巡視により堤防など河川管理施設の点検を行うとともに、河川環境の保全、河川利用状況の調査などを行っています。
堤防などの河川管理施設は、「洪水」から地域の皆さんの安全・安心なくらしを守る大切な施設です。
また、河川は皆さんの憩いの場の創出や動植物の良好な棲息環境となっています。
このように河川を良好に保つため行っている日々の仕事を紹介します。

河川パトロール

 

通常のパトロール

堤防に損傷がないか、ゴミが捨てられていないか、川の水に異常がないかなど週2回程度見回りしています。
また、河川敷の利用状況なども確認しています。
パトロールカーによる巡視 施設点検
パトロールカーによる巡視 施設点検
利用状況 カヌー
利用状況
(河川敷で野球をする子供達)
利用状況
(カヌーを楽しむ子供達)

 

増水時のパトロール

大雨等により、増水した河川をパトロールし、異常がないか点検しています。
また、水門の状況なども確認します。
増水している雄物川 水門の状況確認
増水している雄物川 水門の状況確認

その他の点検

週2回程度の巡視以外にも下記の点検も行っています。
船により確認 自転車による点検
陸から見えない箇所を
船により確認
自転車による点検
徒歩による確認 公園管理者との合同点検
徒歩による堤防法面の状況確認 公園管理者との合同点検
関係市町村、水防団との合同巡視 水閘門操作員との合同点検
関係市町村、水防団との
合同巡視
水閘門操作員との合同点検

維持管理

堤防天端のパッチング(応急処理)

堤防利用者が安全に利用をしていただくために実施しています。
堤防天端を舗装しているのは、雨水の堤体への浸透を助長しないようにするためや、管理用通路として有効的に使用するために行っています。
堤防天端は河川堤防の一部であり,揚排水機場,水門など河川管理施設の見回り点検,水防活動等の管理用道路として使用するなど重要な役割を持っています。

※パッチングとは
舗装されている堤防路面のくぼみ(ポットホール)に合材をかぶせて、平らになるようにするための作業です。
作業前 作業後
作業前   作業後

 

除草作業の流れ

堤防法面除草

堤防除草は、芝の健全な育成を図ると共に、洪水・地震時に災害発生箇所の早期発見を目的に行っております。 
  堤防のわずかな変化(洗掘・漏水・亀裂・沈下等)は、堤防に植物等が生い茂っている状態では早期に確認できないことから、毎年2回除草作業を行い健全な状態を保ちます。
  また、梱包された刈草を有効活用するため、地域の皆さんに無償提供しています。
除草機機械による刈り取り 集草機による集草作業
除草機機械による刈り取り 集草機による集草作業
刈草梱包機による梱包作業 刈草の無償提供
刈草梱包機による梱包作業 刈草の無償提供
(欲しい方が自ら積み込み作業)
除草後
除草後

 

樋門、樋管堤外水路(川側)の泥上げ及び除草

泥上げ・除草をして水の流れをよくします。
泥上げ・除草前 泥上げ・除草後
泥上げ・除草前   泥上げ・除草後

 

洪水によるゴミ等の撤去

河川管理上支障となる箇所のゴミを撤去します。   
撤去前 撤去後
撤去前   撤去後

 

高水敷伐採

洪水の流下の阻害箇所や巡視の視認に支障をきたしている河川木を伐採しています。      
伐採前 伐採後
伐採前   伐採後

 

護岸補修

増水により被災した護岸を復旧しています。
着手前 完成後
着手前   完成後

 

管理用通路補修

洪水により被災した管理用通路を復旧しています。 
着手前 完成後
着手前   完成後

 

堤防法面芝張替

裸地化した法面の芝を張り替え健全な状態にしています。     
芝張替前 芝張替後
芝張替前   芝張替後

 

内水排除作業

洪水時に宅地側に溜まった水を川側に排水し、家屋などの浸水被害を防ぎます。 
内水排除作業 内水排除作業
照明車
夜間時には照明車が出動し、作業箇所を照らします

堤防の整備

築堤

堤防のない箇所に新しく堤防を造り、洪水から地域の皆さんを守ります。
着手前 完成後
着手前   完成後

 

樋門樋管

民家側からの排水等を川側に流すために樋門樋管を造っています。
増水時には樋門樋管のゲートを閉め川側からの洪水の逆流(外水氾濫)を防ぎます。
着手前 完成後
着手前   完成後

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