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 〔お問い合わせ先〕 湯沢河川国道事務所 012-0862 湯沢市関口字上寺沢64番地の2号

                  調査第一課長  TEL 0183-73-5544

平成19年12月11日(火曜日)

秋田駒ヶ岳火山砂防計画検討委員会が開催されました~火山災害による被害を軽減するために・・・~

 

 

 
 秋田駒ヶ岳は、秋田県・岩手県両県にまたがる活火山で、昭和45~46年に溶岩流を伴う噴火が発生(写真-1)するなど東北の活火山では最も活発な活動を継続している状況にあります。一方で、秋田駒ヶ岳周辺は、火山の恩恵による美しい景観や豊富な温泉、コマクサに代表される高山植物を求めて毎年多くの方が訪れる観光地となっています。


  「秋田駒ヶ岳火山砂防計画(案)」は、秋田駒ヶ岳が噴火した際に発生が予想される土砂災害から人命・財産・公共施設等を守るために必要な砂防施設や警戒避難体制等の整備を計画としてまとめておくもので、平成18年度から「秋田駒ヶ岳火山砂防計画検討委員会」(委員長:檜垣大助弘前大学教授)(写真-3)を設置して、計画策定に向けた検討を進めてきました。

 今回で通算第2回目となる検討委員会(写真-2)が、去る11月28日に仙北市の秋田駒ヶ岳火山防災ステーション(アルパこまくさ)で開催されました。委員会では、秋田駒ヶ岳火山砂防基本計画(案)の内容について活発な議論が行われ、計画の対象現象や砂防施設の整備目標の考え方などに関して大変有益な助言を受け、「秋田駒ヶ岳火山砂防基本計画(案)」は了承されました。今後は同委員会委員を主メンバーとして「秋田駒ヶ岳火山噴火緊急減災砂防計画」として火山噴火発生時に想定される種々の火山災害による被害を軽減するため、噴火予兆から噴火時までに行うことのできる緊急的な砂防施設整備のあり方やそのソフト対策のあり方について議論していく予定です。

写真-1 昭和45年秋田駒ヶ岳噴火の状況
☆ 写真-1 昭和45年秋田駒ヶ岳噴火の状況 ☆
写真-2 委員会開催状況
☆ 写真-2 委員会開催状況 ☆

写真-3 委員長(檜垣大助教授)
☆ 写真-3 委員長(檜垣大助教授) ☆

写真-4 湯沢河川国道所長
☆ 写真-4 湯沢河川国道所長 ☆
 

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