山形県では農業だけではなく、工業や商業など、ほかの産業もさかんになってきています。これらの産業に必要な電気や水も最上川が役に立っています。機械を動かす電気は、火力発電所や水力発電所で作り出されていますが、なかでも水力発電は最上川の水を利用して行われています。最上川を利用して多くの水力発電所がつくられていますが、一番大きなものは朝日町の上郷発電所です。
また、最上川の豊かな水を工業に役立てるため、酒田市に県営酒田工業用水道が昭和37年に完成しています。臨海工業地帯として、これからもますます発展していくことでしょう。 |
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