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最上川文化館 > 伝説
鍋掛松(中山町)
 平安時代、炭焼藤太が宝沢から白岩まで炭を背負って毎日行き来していました。いつもお昼には、中山町長崎の最上川のほとりにある大きなマツに鍋をつるして汁を煮て食べていました。江戸時代には最上川を上ってきた船頭達の休み場所となり、船に積んできたボウダラと川べりの畑で採れる里芋を煮て食べたのが、今に伝わる「芋煮会」の始まりだと言われています。「上り下りは鍋掛松よ市蔵酒屋に最上川」という歌も伝えられています。

参考:『山形の伝説』(山形とんと昔の会編/日本標準発行)
イメージ:鍋掛松(中山町)


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