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歴史散策 > 舟運の歴史
小鵜飼舟
 荷物を積んで最上川を上り下りする船には、ひらた船と小鵜飼舟の2種類がありました。どちらも舵は無く、櫂や帆で進み、急流を上る時には網で挽きました。多く利用されたのは建造費の安かった小鵜飼舟です。
 3人乗りで、長さが15m、幅が1.7m。一度に30〜50俵(2〜3t)ものお米を運ぶことができました。江戸時代には左沢より上流でしか使用できませんでしたが、明治時代になって制限がなくなると、下流でも小鵜飼舟が多く利用されるようになりました。現在復元され、酒田市の山居倉庫に保存されています。


復元された小鵜飼舟


小鵜飼舟模型(山形県立博物館所蔵)


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