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最上川の誕生 > 最上川の起こり

最上川の起こり

 山形県の面積の約8割の地域の水を集め、県民のほとんどがその恩恵を受けている、最上川。この大河は、いつ、どのように生まれ現在のような姿になったのでしょう。

年 表
6400万年前〜 最上川流域は温暖な気侯の陸地だった。
1700万年前〜 陸地に海水が進んできて、流域全体が温暖な浅い海の底になる。
(数百万年続く)
1200万年前〜 後の奥羽山脈付近が隆起しはじめ、低い部分も徐々に盛り上がり、浅い海の部分が狭くなる。
500万年前〜

アフリカに
最初の人類が
出現したと
いわれる。
 地殻の変動が激しくなり、奥羽脊梁山脈が陸地化する。海水は次第に退き、現在の米沢盆地や山形盆地の高い部分は陸地化し、低い部分は大きな湖沼となる。
 米沢盆地から始まった陸化は、次いで山形盆地、出羽山脈の隆起により、最後に新庄盆地が陸化する。
 やがて、内陸各盆地の湖沼群をつなぐ流れが生まれてくる。これが後に最上川と呼ばれる川の最も古い姿である。
その後、最上川は地盤の隆起や沈降によって氾濫をくり返したり、周辺河岸を浸食しながら、次第に現在のような姿になる。

【水酔〜最上川の誕生・大友義助〜】参考

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●関連事項/ 
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