この度、東北地方整備局は、ボランティア・サポ−ト・プログラムの一環として、道路の損傷等の異常を発見し、ボランティアで通報していただく「ロードレポーター」を創設しました。その第一号として、社団法人東北建設協会理事長と東北地方整備局長が協定を締結しました。
東北地方整備局では、道路が常時良好な状態に保たれるよう日々「道路パトロール」を実施し、危険が予測される箇所には「道路情報モニター」を設置して道路の損傷等の異常発見に努めています。また、民間の方々からは「道の相談室」への通報により道路の情報収集を併せて行いながら道路を管理しています。
しかしながら、近年、道路の管理レベルに対する地域の方々のニーズが高度化、多様化し、バリアフリー化、24時間化をはじめ、きめ細かな対応の要請が増加しており、これらのニーズに対応するためには、これまでの情報収集の仕組みでは限界があります。
このようなことから、道路に関する的確かつ迅速な情報収集を行うとともに、道路を日頃利用しているユーザーの目で見ていただくことを目的に、広く一般国民の皆様から道路の情報を収集するための仕組みとして、「ロードレポーター」を創設しました。
今後、東北地方整備局は、国道を利用する企業や地域の住民、NPO等の方に「ロードレポーター」として普及拡大を図り、地域の方々のサポートをいただきながら地域の皆様ととともに、きめの細かな道路管理を推進するものです。 |