記者発表資料 |
平成19年12月11日 |
東北地方整備局 |
東北地方整備局の平成18年度における公共事業コスト縮減の実施状況について 総合コスト縮減率10.1%、縮減額228億円 〜 最上川ダム統合管理事務所のコスト縮減率全国1位 〜 |
東北地方整備局では、「国土交通省公共事業コスト構造改革プログラム」(平成15年3月31日)に基づき、直轄事業におけるコスト縮減の実施状況をフォローアップし、その結果を取りまとめました。 平成18年度の総合コスト縮減率(注) については、平成14年度の標準的な公共工事のコストと比較して、縮減率10.1%、縮減額 約228億円となりました(資料−1(127KB))。 縮減額の内訳では、「事業の迅速化による事業便益の早期発現」「建設副産物対策」「設計手法の見直し」「規格の見直し」「将来の維持管理費の縮減」の効果が高くなっています。 また、東北地方整備局管内の最上川ダム統合管理事務所(縮減率39.1%)が、総合コスト縮減率の高い事務所として全国1位となっています (資料−2(160KB))。 なお、「コスト構造改革プログラム」の実施による縮減額は、社会資本整備の推進に充当し、公共事業全体の進捗を図っています。 |
※平成14年度における標準的な公共事業のコストを基準とし、施策適用が無かった場合における仮想的な工事積算額と実際の積算額との比較により効果を計上。 【コスト縮減の取り組み事例】 @ダムコン標準仕様の見直しによるコスト縮減 【最上川ダム統合管理事務所】(706KB) A大口径の地盤改良工法の採用によりコスト縮減 【山形河川国道事務所】(706KB) B門柱レス構造採用によるトータルコストの縮減 【湯沢河川国道事務所】(706KB) CPCコンファインド工法の採用によりコスト縮減 【秋田河川国道事務所】(706KB) D大断面プレキャストボックスの採用によりコスト縮減 【郡山国道事務所】(706KB) E他工事の残土を利用 (公園 草原エリア造成)【国営みちのく杜の湖畔公園事務所】(706KB) F埋没土砂量を低減させ、維持管理浚渫コストを縮減 【秋田港湾事務所】(706KB) ※ 国土交通本省においても、全国の実施状況について発表します。 発表記者会:宮城県政記者会、東北電力記者会、東北専門記者会 |
問い合わせ先 |
国土交通省 東北地方整備局 電話022-225-2171 企画部 技術管理課長 赤川 正一(内線 3311) 企画部 技術管理課長補佐 畠山 浩晃(内線 3312) |