記者発表資料 |
平成19年3月29日 |
東北地方整備局 |
接待館遺跡保存のため堤防ルートを変更 |
岩手県奥州市衣川地区の奥州藤原氏接待館遺跡の現状保存を行うため、「遺跡を完全に迂回するよう堤防ルートの変更を行う」こととします。 |
@去る3月16日、岩手県知事から、「治水対策の促進と接待館遺跡の現状保存との両立」について要請が ありました。 A国土交通省では、この要請を受け、「治水対策の促進と接待館遺跡の現状保存との両立」ついて技術的に 検討してきましたが、地域からの早期の治水対策の強い要請と、接待館遺跡の重要性を踏まえ、『衣川堤防 のルートを現ルートよりも南側に大きく移動させ、遺跡を完全に迂回するルートに変更する』方法が 最良と判断しました。 Bまた、堤防ルート変更に伴い、堤防整備に4〜5年程度必要と考えており、その間の『緊急的な治水対 応』として、川沿いに近年洪水対応の盛土を整備する方法を取りたいと考えております。 C今後、これらについての詳細を詰め、4月中旬に地元への説明を行いその上で、早ければ4月中旬にでも 『緊急的な治水対応』に着手し洪水期を迎える6月末には整備を完了させたいと考えております。 参考資料1 ![]() 参考資料2 ![]() 発表先:宮城県政記者会、岩手県政記者会、東北電力記者クラブ、東北専門記者会 |
問い合わせ先 |
国土交通省 東北地方整備局 電話022(225)2171(代表) 河川部 河川調査官 渥 美 雅 裕 (内線3513) |