平成18年1月31日に行なわれた、平成17年度東北地方整備局事業評価監視委員会
(第3回)の審議結果について、お知らせします。
 
【開催概要】
 ・開催日時 平成18年1月31日(火) 13:00〜17:00
 
 ・場  所 「石巻リバーサイドホテル」2階 豊明・朱雀の間
 
 ・出席者
   委   員:稲村委員、今村委員、佐々木委員、澤本委員、柴田委員、鈴木委員、
         沼倉委員、藤田委員、森杉委員、由井委員
   地方整備局:局長、副局長、副局長、企画部長、建政部長、河川部長、
         港湾空港部長、営繕部長、用地部長
 
 ・委員会内容【 次第 配席図 出席者名簿 位置図
   1.議事
    (1)再評価対象事業の説明・審議
     〔ダム事業〕
      @成瀬ダム建設事業【資料】
     〔砂防事業〕
      @最上川水系 直轄砂防事業 銅山川流域【資料】
      A最上川水系 直轄砂防事業 鮭川流域【資料】
      B最上川水系 直轄砂防事業 寒河江川流域【資料】
     〔港湾事業〕
      @久慈港 湾口地区 防波堤整備事業
       ・久慈港海岸 直轄海岸保全施設整備事業【資料】
      A宮古港 竜神崎地区 防波堤整備事業【資料】
      B石巻港 雲雀野地区 多目的国際ターミナル整備事業【資料】
      C酒田港 北港地区 多目的国際ターミナル(耐震)整備事業【資料】
    (2)事後評価対象事業の説明・審議
     〔河川事業〕
      @JR仙石線鳴瀬川・吉田川鉄道橋改築事業【資料】
      A雄物川下流直轄河川改修事業(仁井田地区)【資料】
      B子吉川直轄河川改修事業(二十六木地区)【資料】
      C岩木川弘前地区消流雪用水導入事業【資料
     〔営繕事業〕
      @本荘地方合同庁舎【資料】
   2.その他
   3.閉会

【審議結果】
  東北地方整備局事業評価監視委員会は、事業実施者(東北地方整備局)から
 再評価対象事業及び事後評価対象事業の関係資料の提出と対応方針の説明を受け
 審議を行った。
 審議結果は次のとおりである。

1.再評価について
  (1)審議結果
    @成瀬ダム建設事業
    A最上川水系 直轄砂防事業 銅山川流域
    B最上川水系 直轄砂防事業 鮭川流域
    C最上川水系 直轄砂防事業 寒河江川流域
    D久慈港 湾口地区 防波堤整備事業・久慈港海岸 直轄海岸保全施設整備事業
    E宮古港 竜神崎地区 防波堤整備事業
    F石巻港 雲雀野地区 多目的国際ターミナル整備事業
    以上、7事業について、対応方針(原案)どおり「継続」が妥当である。

    G酒田港 北港地区 多目的国際ターミナル(耐震)整備事業
     酒田港の港湾計画は、現在、改訂に向けて手続きを進めているところであり、
     上記事業については、平成18年7月開催予定の交通政策審議会港湾分科会で
     の計画改訂を待って、速やかに再評価を実施することで了承とする。

  (2)なお、以下の意見があった。
   1)砂防事業について、個別の流域に加え、水系全体での効果を必要に応じ検証す
     るよう努めること。
   2)砂防施設について、引き続き、景観にも配慮して整備を進めること。
   3)人命の定量的評価について、関係機関とも調整しながら、検討していくこと。
   4)長期間にわたる港湾事業については、効果の早期発現の観点にも留意し、事業
     推進を図ること。
   5)環境への影響について、当初の想定と大きく異なる場合は、その点も含め事業
     説明を行うこと。
   6)「宮古港 竜神崎地区 防波堤整備事業」に関し、鍬ヶ崎地区の津波対策事業
     について、地域の意見も踏まえ、その検討状況を委員会に報告すること。

2.事後評価について
    @JR仙石線鳴瀬川・吉田川鉄道橋改築事業
    A雄物川下流直轄河川改修事業(仁井田地区)
    B子吉川直轄河川改修事業(二十六木地区)
    C岩木川弘前地区消流雪用水導入事業
    D本荘地方合同庁舎
     以上、5事業について、「改善措置及び今後の事後評価の実施の必要性はない」
    との対応方針(案)は妥当である。