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ホーム > 「かわ」の広場 > 防災・減災情報 > ストップ!水難事故

 最近の自然への関心の高まりを受けて、身近で自然豊かな河川でのレジャーを楽しむ方々が増加しています。一方、平成20年7月に兵庫県都賀川発生した水難事故など近年、全国各地で突発的に発生するゲリラ豪雨での急な増水等による水難事故が発生しております。

 国土交通省では、痛ましい事故を未然に防ぐため水難事故に対する知識を深め、各自で行動できる事故防止対策(安全管理)について多くの方に知っていただくための啓発活動及びその一環として「出前講座」を実施しています。


■河川で楽しく、安全に遊ぶために

1)普段の川遊びに注意しよう
 川の中は、滑りやすく、急に深くなったり、流れが速くなっている箇所もあるので、十分注意してください。

2)河川の水位の変動には注意しよう

 普段は、河川公園などとして利用されている河川敷は、洪水時には水没してしまいます。水位の変動には十分注意して下さい。
平常時 洪水時

3)上流の雨には注意しよう
 今いる場所が晴れていても、川の上流で雨が降っていれば、一気に増水する可能性があります。水の濁りや流れてくるものに目を配りましょう。茶色い水や木の枝などが流れてきた場合は、鉄砲水や土石流に要注意です。

平成20年7月28日
兵庫県都賀川での急な増水の様子

4)河川の岩には気をつけよう
 岩の大きさや形状によって違いますが、岩の周辺では複雑な流れを生み、流れに引き込まれたり水圧を受けて動けなくなってしまったりと危険な場合もあります。

5)穏やかな流れが要注意
 水面下では突然深くなっていたり、流れが一定でなかったりします。一見、穏やかな流れに見えるところが、実は一番水難事故の多い要注意の場所なのです。事前にしっかりと調べることが重要ですし、一人きりまたは子供だけでは決して遊ばないようにしましょう。ライフジャケットの着用が効果的です。

6)雨が止んだからといって安全とは限らない
 雨は広い範囲からやがて川へと集まります。そのため、川に集まった雨が下流に到着するまで時間を要することがあります。また、ダムの洪水調節により、雨が止んでも川の水量がなかなか減らない事もあります。雨が降っている間はもちろんですが、止んでからしばらくは水位が上昇する危険性があります。
子供だけでなく、大人が同伴することが大切です。
川での各種活動の際は、ライフジャケットの着用が身を守る上で効果的です。
晴れていても、河川の水位が上昇することがあるので、注意が必要です。

■安全確保に向けてのリーフレット

 本来、河川では公共の利益や他人の活動を妨げない限り、自由に使用できます。釣りや水遊びなど自らの意志に基づき行動する際の安全確保は、自己責任において行うことが必要です。

 しかしながら、毎年各地で急な増水等による水難事故が多発していることから、国土交通省では、急な増水による河川水難事故防止に向けて、河川水難事故防止に関するリーフレットを作成しています。

 事故防止のために川での各種活動、レジャーの際はご一読ください。

リーフレットのダウンロード(PDF1.9MB)

■安全確保のための情報入手について

 国土交通省では、インターネット、携帯サイトでご覧になれる「川の防災情報」を提供しています。

 レーダー雨量情報、河川の水位情報などを提供していますのでご活用下さい。
インターネットからは http://www.river.go.jp/


携帯電話からQRコードで簡単アクセス http://i.river.go.jp/

 青森河川国道事務所ホームページでは、 岩木川・馬淵川(当所管理区間)のリアルタイム水位情報を提供しています。
●岩木川リアルタイム水位情報はこちら

●馬淵川リアルタイム水位情報はこちら

■出前講座

 青森河川国道事務所では、みなさまからご要望があれば、国土交通省の事業や施策などについて、職員が、直接みなさまのところへお伺し、「出前講座」として、ご説明しております。

 「水質のはなし」、「自然体験をしてみよう」などの講座メニューを用意しおり、講座の中で安全な河川利用についてもお知らせしています。 

 皆さんもぜひ、お気軽にお申し込み下さい。
詳しくはこちら(出前講座ページへ)


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