現況流下能力とは、現在の河道の状況(堰の存在や砂の堆積状況等)における河道の断面積に対して、どれくらいの洪水を安全に流せるのかを流量であらわしたものです。これにより、今の治水の課題となっている箇所が明確になり、洪水対策検討の基礎資料となりますが、堤防の安全性については、別途検討する必要があります。