有識者からのヒアリング状況

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有識者からのヒアリング状況
前川 勝朗 (まえかわ かつろう)

氏名 前川勝朗  
所属 山形大学
職名・役職 教授
   
経歴  
     
専門分野  
所属学会等  
     
メールアドレス  
ホームページ  
     
主な活動・
研究テーマ
 
     
河川に関する
活動・研究
テーマ
(最上川等)
 
 
主な著書・論文等  

論文紹介
頭首工における魚道の改修事例と整備

・農業土木会誌 第70巻 第12号
・平成14年12月
・船田一彦 前川勝朗 大久保博 神谷知英
10数年前からの水環境重視の流れの中で、農業用施設の一つである頭首工においても、生態系への配慮が求められるようになり、魚道の改修・新設がなされてきた。本報では、近年改修された三郷堰頭首工と赤川頭首工における魚道を事例として、魚道改修の概要を示している。又、魚道の取付水路についての水理実験と現地魚道の水面変動についても調査を行い、示した。

PDF [4ページ/約776KB]

最上川における出水時の水質観測

・東北地域災害科学研究 第38巻
・平成14年
・山形大学大学院農学研究科 藤岡英俊
・山形大学農学部 前川勝朗 梶原昌彦 大久保博

これまで最上川の台風や集中豪雨などの出水時における水質観測はあまり行われてこなかった。そこで本研究では、2001年9月の台風15号通過に伴う出水時に最上川の水質の現地観測を行った。ここでは、現地観測値と国土交通省の水質自動観測装置の観測値を基に、出水時における最上川の水質状況を示している。

PDF [4ページ/約575KB]

出水時における赤川の水質観測

・東北地域災害科学研究 第34巻
・平成10年
・山形大学農学部 前川勝朗 大久保博 瀬川学

標高の高い山々を水源とし冬期の積雪が重要な水源となる河川では、春先の融雪出水がその河川の水質特性を大きく特徴付けるものであり、その物質輸送化現象を定量化することが重要とされている。本研究では、流域を朝日山系をはじめ高い山々に囲まれている赤川に関する観測データを収集し、融雪期の長期的な出水と夏季に集中する短期的な出水に注目し、両者の相違点を検討している。又、現地観測の結果から、出水時の特徴も示した。

PDF [6ページ/約818KB]

最上川流域の雪融け出水に伴う懸濁物質の輸送

・水文・水資源学会誌 第10巻 第5号
・ 平成9年
・東北大学大学院工学研究科 真野明 杉木基泰, 山形大学農学部 前川勝朗

最上川流域では冬期に降り積もった雪が3月中旬より融けだし、約2ヶ月間雪融け出水をもたらし、重要な水資源となっている。また、この出水は様々な物質を懸濁あるいは溶解し、流域から河口へ輸送する役割も担っている。本研究は、懸濁物質に着目し、輸送量の把握、濃度の時空間的な特性を調べることを目的として、観測・資料収集・解析を行ったものである。

PDF [10ページ/約1.9MB]

1990年6月出水後の最上川河口の地形変化について

・山形大学(農学)紀要 第12巻 第1号
・平成6年
・前川勝朗 大久保博 熊井直也

最上川の河口砂州は、1977年の導流堤施行開始後は、次第に砂州全体が上流に移動し、導流堤の付け根部分から上流側に湾入し、砂州は急激に上流に移動してきた。そして、1990年6月27日の出水で最上川の河口砂州はフラッシュされた。本報では、砂州フラッシュ前後の実測地形データを基に、河口付近の地形変化の状況を検討し、その状況について示した。

PDF [9ページ/約1.3MB]

赤川河口砂州の変形について

・山形大学紀要(農学) 第11巻 第4号
・ 平成5年
・前川勝朗 今淳

わが国では河川及び海岸条件から、ほとんどの河口で閉塞障害を受け、何らかの対策が取られている。赤川の河口では、これまでのところ特に河口砂州に関わる問題は生じてこなかったが、現在計画高水量の改定に伴って赤川新川の拡幅工事に着手しており、将来は塩水遡上、河口砂州に伴う堰上げ等の問題が生ずる可能性がある。そこで本報では、赤川河口砂州への対策を考えるため、既往資料と3年半にわたる観測結果を基に、赤川河口砂州の変形について示した。

PDF [9ページ/約1.7MB]

最上川下流部の頭首工における取水位低下

・農業土木会誌 第61巻 第10号
・ 平成5年10月
・前川勝朗

最上川下流部の頭首工では、取水量が確保できない状況が進行してきた。本報では、これまでの取水位確保のための応急処置と取水位低下の実態を示し、その主因子について考察している。これは治水事業の前進が既存の頭首工に取水位低下という形で影響を与えたことで説明され、その一事例として示したものである。

PDF [7ページ/約1.1MB]

最上川河口砂州の変形過程

・山形大学紀要(農学)第11巻 第2号
・平成3年
・前川勝朗

河口砂州は河道内への波の侵入を防ぎ、塩水遡上を防止する上では有効であるが、洪水流を安全に流下させる上では障害となることがあり、また排水障害の原因にもなり、農業土木の分野でも取り組みがなされている。しかし、現象が複雑であり、砂州の変形過程の研究報告は極めて限られている。そこで本報では、導流堤施行前と施行開始後の約20年間の既往資料と2年半にわたる観測結果を基に、最上川河口砂州の変形過程を示したものである。

PDF [21ページ/約2.8MB]

最上川頭首工における取り入れ口前の掘削整備形状について

・農業土木会誌 第58巻 第4号
・平成2年4月
・前川勝朗

最上川頭首工では、土砂の流入を防止しつつ計画取水量を実現するために取り入れ口前を掘削整備することが計画されている。本報は、最上川頭首工における取り入れ口前の河道(岩盤)をどのように掘削整備したらよいかを水理模型実験によって把握、検討したものである。

PDF [7ページ/約1.2MB]

三郷堰頭首工の水理に関する研究

・山形大学紀要(農学)第10巻 第2号
・ 昭和62年
・前川勝朗

河川の諸特性のもとで、様々な頭首工タイプとそれに伴う水理構造が設定される。本報では、三郷堰頭首工の水理模型実験を行い、水理構造の諸元を決定した。主に、堰体からの流況、土砂吐門扉高、仮締切り工事に伴う局所的洗掘と旧三郷堰床固めの撤去、新長崎橋による三郷堰頭首工への影響について検討したものである。

PDF [15ページ/約2.4KB ]

三郷堰頭首工の水理設計について

・農業土木会誌 第51巻 第2号 
・昭和58年2月
・前川勝朗 中川均 相沢周一 清野真人

三郷堰頭首工は、緩勾配河川における頭首工で、河川規模に比べて取水量が比較的少ない頭首工である。本報は三郷堰頭首工の水理設計、特に土砂吐近傍の水理構造、下流護床工について実験的に示したもので、緩勾配河川における頭首工の水理設計の際に参考になることが期待される。

PDF [8ページ/約1.4MB]

赤川沿革誌

・農業土木古典選集 明治・大正期 第II期 5巻東北編
・農業土木学会古典復刻委員会編、日本経済評論社
・1993年3月

赤川は、もともと最上川の支流であったものの、改修が行われて独立水系となった川である。治水の歴史は、古くは最上義光の時代にさかのぼり、明治時代には隔年よりも多い頻度で洪水の被害を受け、明治30年に大規模で合理的な改修計画が策定された。この赤川沿革誌は、赤川普通利水組合創設期の資料をまとめたもので、とても貴重な資料である。

PDF [4ページ/約0.5MB]


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