北海道の鰊漁で巨万の富を築いた漁業家・青山留吉が、明治23年、故郷に建てた大邸宅。国の重要文化財建造物として一般公開されており、留吉が生前集めた美術品や什器類など、当時の繁栄ぶりを今に伝える歴史的資料が展示されています。また、柱や長押はすべて春慶塗、襖の引手に七宝焼が用いられるなど邸内の意匠も見どころです。