わたしたちの最上川

先生・ご家庭の皆様へ

 脈々と営まれてきた私たちの暮らしは、豊かな自然との関わりによって支えられてきました。
 県内を流れる最上川は、私たち山形県に住む人々の生活と大きく結びついています。自然の素晴らしさはもとより、歴史的には経済の大動脈として、また文化の交通路として、さらに近代化においては、生活・産業の基盤として大きな恩恵を私たちに与えてきました。
  その根底には、国土保全としての治水事業があります。歴史、文化、生活・産業、治水、自然環境、これらを、川という題材で学習し多角的な視点から理解を深めることによって、はじめて自然を慈しみ、共存することの大切さが身につくのではないかと思われます。
  未来の担い手となる子どもたちに、環境の大切さや自然との共生を考えるきっかけを学んでいただければと、この「わたしたちの最上川」を作成いたしました。 



総合学習の支援をしています

 国土交通省では、子供たちがふるさとの魅力や歴史の再発見、ものづくりに対する興味・関心を深めることなどを目的に「総合的な学習の時間」の取り組みに対してお手伝いをしています。国土交通省が管理している河川・道路等の空間や施設の提供をはじめ、職員の知識・技能を提供しながら子供たちの意欲的な学習をサポートし、次の時代を担う子供たちの健やかな成長に積極的に協力させていただいております。なお、河川に関する「総合的な学習の時間」の支援 【出前講座・職場見学会・水生生物調査など】については、巻末に記載の最寄りの機関へお問い合わせください。