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洪水を防ぐための工事と施設 > 最上川改修の歴史
昭和21年〜30年の改修
 戦中・戦後の空白と混乱で河川事業は停滞し、また昭和22年のカスリーン台風、24年のキティ台風などの被害が相次ぎ、河状は極度に荒廃していました。24年の治水調査会で、改修工事は公共事業として早期改修の重要性が認められ、掘削、築堤工事、捷水路の通水などが盛んに行われました。赤川が締め切られ、最上川水系から分離し、単独水系となったのもこの時期です。


川向護岸工事の真矢打ち杭打状況。法止め工(詰ぐい工)。杭は松丸太を用いる。量水標は長崎量水標(現在より200m下流)。(昭和24年7月)

根固工(合掌わく)組立状況。溝延護岸。日本古来からの工法で中に詰石をする(昭和23年2月)

大塚第二護岸工事状況。
杭出し水制、根固め状況がよくわかる(昭和27年2月)





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