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最上川文化館 > 伝説
十寸穂のいわれ(酒田市)
 

酒田市落野目の白山神社の辺りは小高い山のようになっています。度重なる洪水に悩まされたので、村人や牛馬までも避難できるように造ったものだといいます。ある年の洪水の時、白山神社の周りに避難した村人達が最上川を眺めていると、見事な一本の稲穂が流れてきました。それを翌年の種にして育ててみると大変出来がよく、穂の長さが一尺(十寸:約30p)にもなりました。村人達は縁起がよいと、その土地の名を十寸穂としました。

参考:『山形の伝説』(山形とんと昔の会編/日本標準発行)

イメージ:十寸穂のいわれ(酒田市)


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