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第20回(令和3年度)高校生「橋梁模型」作品発表会

応募作品No.2
作品名:白鬚橋
学校名:青森県立弘前工業高等学校 土木科



[製作者]
武田 翠(3年)   原子 祐一(3年)   星 雄真(3年)   吉本 空音(3年)   
菖蒲川 晴士(3年)   須藤 舜星(3年)   齋藤 優与(3年)   柿崎 公希(3年)   熊谷 達也(3年)


審査員長の講評

 青森県立弘前工業高等学校の作品、「白鬚橋」です。
 三年生6人で作成した作品ですが、特にリベットの表現に努力の跡がすごく見られますという意見がありましたが、少し残念なことに、電灯の取り付けが一部曲がっているようなところがあって、その点がちょっと惜しかったかなと思います。
 また、アーチ部の曲線がきれいにできているという意見や、メタル橋としての質感がとても良いという評価もありました。


生徒の受賞コメント

こんにちは!この1年間、本当に全力を尽くして白鬚橋の模型を完成させることができて、そして優秀賞もいただくことができて本当に嬉しいです!ありがとうございます。



作品の種類 所在地 橋長(m) 竣工(西暦)
実在する橋の模型 東京都墨田区 167.6m 1931年
作品の元となる橋の概略(想像橋の場合は設定等)
東京都の隅田川に架かる歴史ある橋である。下路式タイドアーチ橋で、橋長168.8m、有効幅員22m。
アーチ部分にトラスを使用することで、橋の軽量強靭化を実現し、中央部分はアーチ状、両サイドはなだらかなトラス形式の美しいフォルムが特徴。初代の橋は、大正3年に地元有志が木橋で架橋し、現在は二代目で、関東大震災後の震災復興事業で1931年に竣工した。
この橋を選んだきっかけ・動機など
昨年の先輩方は木橋を製作していましたが、私たちは、近代的な鉄橋を製作してみたいと思いました。インターネットで様々な橋を調べていくなかで、白髭橋が目に留まりました。姫路城のような綺麗な白と、アーチのフォルムが美しく感じ、この橋を製作したいと思いました。
作品の実寸
長さ 奥行 重量 高さ 平面積
138cm 40cm 7kg 40cm 5520㎠
作品の材料(使用した主な材料を記載)
バルサ材、ヒノキ棒、スタイロフォーム、プラスチック、下地材、塗料、鉄球、ボンド、カラースプレー、板材、瞬間接着剤、ケント紙
作品制作の工夫点、苦労した点など
苦労した点は、アーチ部分の製作です。板材から切り出す際に電動ノコギリを使用しましたが、手振れなどにより予想以上に誤差が出てしまい、ヤスリなどを使って調整するのが大変でした。

ホームページ作品発表会の開催にあたり、参加校からたくさんの写真、模型製作プレゼン資料等を提出していただきました。
ご協力ありがとうございました。
(提出のありました写真につきましては、1模型あたり5枚程度の掲載に調整しておりますので、ご了承願います。)