一般国道

Q

国道283号仙人トンネル付近の道路改良工事が、一部を県で後は国の代行事業で施行されていますが、工事内容や供用開始予定など概要を知りたく、資料等戴ければと考えております。
(岩手県/千葉さん)
A

国道283号仙人峠道路の概要について、国道283号仙人峠道路(L=18.6km)は、平成4年度から岩手県と建設省の直轄権限代行事業として整備を進めていますが、厳しい地形条件のため事業区間の55%(建設省施工区間では約70%)がトンネルや橋梁の構造物で計画されています。
 このため、大型構造物が多く、現在施工している仙人トンネル(L=4,485m)は、東北で一番長い道路トンネルとなっています。今後も五葉山(ごようざん)トンネル(L=3,000m)、枯松沢橋(L=310m)などの大型構造物の工事が計画されています。
供用につきましては、平成18年度を目標としています。
また、仙人峠道路事業のPRの一貫として、昨年8月に仙人峠道路インフォメーションセンターを開設いたしました。道路を利用する一般の方々や地域の方々に工事の概要・施工方法・進捗状況等最新の情報を提供するとともに、事業の必要性・効果等を解りやすく視覚的に紹介していますので、こちらの施設も、是非、ご覧ください。
(企画課/増澤 亨)
 回答日:平成13年8月20日




Q

私は13号松山交差点近くに住む者です。立体交差工事ははじまっていますが、ダラダラと休み休みのろのろの進行のように見えます。早く、ガンガンやってもらいたい。また、完成の予想など全くわからないが、もっと親せつに教えてほしい!地域住民だけがおきざりにされています。
(山形県/松岡さん)
A

 ご質問の工事は、国道13号松山交差点の渋滞を解消するために立体化するものであり、平成12年から工事に着手しております。現在は、国道13号のすぐ脇に立体化の擁壁(高さ約7m)及び側道舗装を施工しております。松山交差点の立体化は、現13号の交通を確保しながらの施工となるため、下記の手順での施工となります。
 @外側の擁壁及び側道の舗装をします。(現在の状況)
 A国道13号の車線を外側に切り替えます。(側道を通します)(9月   中旬頃予定)
 B立体化のための橋の工事をします。内側の擁壁も同時に施工し   ます。(現国道の中央が施工帯となります)(9月〜平成16年まで) 
 C橋の完成後国道13号を本線に切り替えます。
 D完成(平成16年)
 工事期間中はご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願  いいたします。
(山形工事事務所工務第二課/菅 太)
 回答日:平成13年11月1日

Q

一般国道の4車線化の促進。生活道として利用大(高速道は無理することない、不要に近い)
(秋田県/藤本さん)
A

一般国道の利用を見ると、通勤・通学を始め、地域産品の輸送や観光など、多方面に活用されております。このため、都市部の市街地周辺で渋滞現象が発生しており、渋滞対策としてバイパスや都市計画道路を整備しているところですが事業期間が長くなる特性を有しています。
 最近では、道路を効率よく利用し、朝、夕の渋滞を緩和させる手段として、時差出勤や公共交通機関に乗り換えるなどのソフト施策が各地で取り組まれております。高速道路は、遠距離交通を分担し、地域開発を支援するもので、他県との連携、救急医療のカバー圏の拡大など、多くの機能を併せ持っていることから、整備が遅れている秋田県では、重点施策として位置付けられています。
 このように、高速道路と一般道路は全体の道路網が整備されてこそ、互いの機能を併せ持っていることから、整備が遅れている秋田県では、重点施策として位置付けられています。 
 このように、高速道路と一般道路は全体の道路網が整備されてこそ、互いの機能が十分に発揮されるものであります。
 今後とも、道路整備については利用者、地域住民の意見を反映させながら、限られた予算で事業を進めていく所存ですので、ご理解と、ご協力をお願い致します。
(道路計画第一課/俵谷祐吉)
 回答日:平成13年11月22日


Q

 @国道13号線(福島交通飯坂線と交わる手前下り車線)に飯坂山形方面への案内標識と路上のペイントがありますが、指示がおそく、直前になって他県ナンバーの車がわりこんでくるケースが多々あります。もっと早めに標識なり、ペイントをお願いします。
 A登坂車線と、はやい車の車線を逆にしたらいかがでしょうか? 通常、おそい車は左側の登坂車線に行くようになっております。しかし、(私もそうなのですが)運転があまり上手でない、あるいは、スピードがあがらない車は、登坂車線に入り、また本線にもどるという行動はとてもつらいのです。国道6号線(相馬から新地町そして宮城県に至る下り車線)においてはそのところがうまくできており、とても感動いたしました。つまり、登坂と本線が多くのケースと逆で、おそい車が本線をゆうゆうと走行し、早い車が、車線を変更するという道路のありかたの理想を追求された設計になっております。ぜひこのような形を他の国道にもとり入れてほしいと思います。 
 B国道115号線は、途中で切れていますが、くわしくはどうなっているのですか。また、このような国道は他にありますか?
(福島県/斎藤さん)
A

A1.ご指摘の箇所ですが、担当であります福島工事事務所に問い合わせしたところ、現在200m手前から予告標識と路面表示(3箇所)を行ったおり十分と思われますが、近頃他県ナンバーに限らずスピードを出してきて無理な割り込みをするマナー違反者が目立ちます。走行には十分に注意して頂きたいとの回答でした。

A2.ご指摘のありました国道6号の事例は、追越車線といわれる付  加車線であると思われます。登板車線と追越車線が必要とされる箇所はそれぞれ異なりますが、低速車と高速車を分離して交通混雑の解消や事故防止を図り、円滑な交通を確保しようとする目的は同一のものです。登板車線と追越車線の構造については、政令等により規定され動かしがたい部分もございますが、その設置にあたっては設置箇所の地形や用地上の制約、交通量や交通の質などを総合的に勘案して決定される部分もございます。女性ドライバーや高齢者ドライバーの増加など運転者層が多様化している中、皆様のご意見を賜りながら、安全かつ円滑な交通の確保に今後も取組んで参る所存です。 

A3.一般国道の道路管理者は原則的には都道府県知事であります  が、政令で指定された区間については、国土交通大臣が道路管理者となっております。道路法第11条(路線が重複する場合の措置)では、「上級の道路と下級の道路と路線が重複する部分は、上級の道路とする」となっております。国道115号は相馬市〜猪苗代町となっており、御質問のとおり福島市入江町(岩谷下交差点)〜福島市鳥谷野(鳥谷野交差点)が重複区間となっており、上記の理由により国道4号として国管理となっております。なお、このような重複区間は全国的にあります。例として国道108号は宮城県石巻市〜秋田県本荘市までですが、石巻市〜宮城県鳴子町と秋田県雄勝町がそれぞれ国道47号、13号と重複区間となっております。
(企画課/寺澤敬一)
 回答日:平成13年11月14日




Q

 1.国道4号線は青森と東京を結ぶ重要路線ですが、現況は道幅はせまく今後の整備計画についてお知らせいただければ幸です。
 2.三陸自動車道路建設はいつごろ久慈までつながるでしょうか。
(岩手県/水上見さん)
A

A1.国道4号の整備は、交通量が多く、市街化が進んでいる区間を優先して、4車拡幅、バイパス事業等を展開しているものです。
岩手県内では南から、平泉バイパス(B.P)、水沢東B.P、北上拡幅、花巻東B.P、盛岡拡幅、渋民B.P、小鳥谷B.P、金田B.Pと全国的に事業を進めております。

A2.宮古〜久慈間の三陸北縦貫自動車道は、現在、中野B.P、普代B.Pで工事中(予定)であり、茂師改良も事業中で、順次整備を行っていく計画です。
 このような、地域の隘路部の解消には、多額の事業費を要するもので、道路特定財源が充当され、よりよい地域づくりが出来るものです。どうぞ御理解願います。
(道路計画第一課/俵谷祐吉)
 回答日:平成13年11月 1日




Q

 国道には1級と2級とあるそうで、1級は国、2級は県の管理と聞いていますが、2級から1級に昇格する道は今後ありますか? また、国道107号が1級に昇格する事は、今後ありますか?
(岩手県/高橋さん)
A

ご質問のあった国道等級の件ですが、下記のとおりとなっております。
 「道路法」制定(昭和27年6月10日)当初においての道路の種類は
 1.1級道路 2.2級道路 3.都道府県道 4.市町村道 
となっておりましたが、昭和39年7月に「道路法」が一部改正され、その中で道路種類について
1.高速自動車国道 2.一般国道 3.都道府県道 4.市町村道
 と変更されており、一般国道の等級はなくなりました。
 よって、全ての国道は一般国道という種類であることから、昇級するということはありません。管理者は下記のとおりとなっておりますので、参考としていただければと思います。
国土交通省管理 4,6,7,13,45,46,47,48,49号の全延長 104,108,112,113号の一部
 その他一般国道は、各県及び仙台市管理となります。
(道路管理課/高橋康和)
 回答日:平成13年12月10日




Q

大雪の朝、国道を車で通過しても路上にはほとんど積雪がありませんが、夜も眠ることなく雪寄せをしているものでしょうか。
(秋田県/金田さん)
A

国道の除雪の件ですが、「降雪深が10cm程度になり、引き続き降雪が予想される場合に除雪する」とする一定の目安を置いて取り組んでいるところです。また除雪の時間については、極力皆様の通行に支障を与えないよう、朝の通勤時間前には終了するよう心がけております。しかし降雪が継続する場合は、一日に数回の除雪となる場合もありますし、深夜になる場合もあります。昨年同様、今年も近年にない大雪(昭和48年豪雪に匹敵する勢い)であることから、当局といたしましても、限られた予算と除雪体制の中で鋭意対応させていただいている次第しだいですので、今後とも皆様のご理解とご協力をお願いいたします。なお、道についての相談窓口として、「道の相談室」を開設しております。これは全国統一のフリーダイヤル「0120−106−497」で、常時受け付けておりますのでご活用ください。また、お出かけの際は当局配信のインターネットやiモード等で、道路情報のご活用をいただき、安全で快適なドライブにお役立ていただければ幸です。
(道路管理課/高橋康和)
 回答日:平成14年1月11日
            

Q

国道がバイパス等で新しく開通した時、既存の国道の廃止、閉鎖後はどのように活用されるのでしょうか。また、バイパス等との既存の道路で同一に管理できなくなるのはなぜでしょうか。
(岩手県/田村さん)
A

バイパスが完成すると、国道としての管理はバイパスに移行することとなっていますが、旧道も生活路線として地域の方々に必要とされていることから、引き続き県道または市町村道として活用されます。また、バイパスと旧道の道路管理者については、上記の通り国道としての管理がバイパスに移行し、旧道は県道または市町村道として管理されることから同じにならないのが一般的です。
(路政課/伊藤 文則)



Q

一般国道のトンネル内のライトの明るさが場所によっては暗くて不安になる場所もあります。明るさの統一、もしくは取り決め等管理はどうなっているのですか。
(福島県/秋山さん)
A

ご質問のトンネル内の照明につきましては、トンネルのような明るさの急変する場所において、運転者の方々が道路状況、交通状況を的確に把握するための良好な視覚環境を確保し、道路交通の安全、円滑を図ることを目的に設置しているところです。また、ご指摘の管理については、沿道に存する光の程度、交通状況などを勘案し、明るさのレベル、実施時間帯などを決定しているものです。
(道路部道路管理課/阿部  悟)



Q

国道全般についての質問です。歩道の幅に基準や整備年による違いがあるならば、教えてください。
(岩手県/高橋さん)
A

歩道、自転車歩行者道の幅員については、道路構造令に基本的な幅員が定められております。平成13年4月に道路構造令が一部改正になり、歩道は1.0〜1.5m以上から2.0m以上(路上施設を設置する幅は別途考慮する)、自転車歩行者道については1.5〜2.0m以上から3.0m以上(路上施設を設ける幅は別途考慮する)になっております。実際適用する幅員については、地域ごとの歩行者や自転車交通量、沿道状況を勘案の上、道路管理者が決定している状況です。
(道路計画第一課/舟山 和重)



Q

国土交通省の発表では、全国の国道は80〜90%整備されているとのことですが、東北の国道は何%なのでしょうか。
(岩手県/稲部さん)
A

平成14年4月1日現在、東北の一般国道の延長は8,578kmで、うち大型車がすれ違う事が出来る区間の延長率(通称:改良率と言います)は約90%(全国も約90%)になっております。また、4車線の整備率は全体延長の約7%(全国は約12%)になっており、約93%は2車線の道路になっています。
(道路計画第一課/舟山 和重)



Q

青森県津軽半島の三厩村に、階段国道(339号)がありますが、曲がりくねった幅の狭い石段が国道になっているのはどうしてなのでしょうか。
(山形県/長谷部さん)
A

一般国道339号は、弘前市から五所川原市を経由し、一般国道280号に接し、津軽半島を周遊することのできる幹線道路です。国道の指定は道路法で規定されており、この通称「階段国道」もこの法律に基づき指定されています。
この「階段国道」も国道に指定されるまでは階段はなく、狭く急な坂道でした。この坂道の周辺には竜飛中学校や小学校があり、学校の登下校時に児童・生徒らが頻繁に利用することから、怪我をしないようにと青森県により階段が整備されました。
平成5年から平成8年まで青森県の整備事業として、更なる階段の整備が行なわれ現在に至っております。
この路線は昭和49年11月12日に重要な路線であることから国道指定されました。
当時から当該区間を車両が通行できるよう整備する必要があったのですが、近傍の林道等の整備により車両が通行できる迂回路が確保され、国道としての整備の緊急性が低くなったことから、現在も「階段国道」として残っているものです。
(路政課/土井 浩)



Q

国道4号線の基点は、東京日本橋と聞いていましたが、各国道の基点は現在も日本橋でしょうか?
(青森県/米田さん)
A

東京・日本橋には現在「日本国道路元標」と呼ばれる目印が設置されています。
ここを起点としている一般国道は、1、4、6、14、15、17、20号の7路線です。
(路政課/土井 浩)