高瀬川水系水質汚濁対策連絡協議会では、高瀬川水系の小中学生を対象にした、「水生生物による水質の簡易調査」を実施しています。
「水生生物による水質の簡易調査」は、河川に生息し肉眼で見ることが出来る様々な水生生物を採取し、水質の指標となる生物の生息状況から河川の水質(汚れ具合)を判断するもので、身近な河川の水質状況を知ってもらうことにより、水質改善の必要性や河川愛護の重要性を認識してもらうことを目的としています。
今年度は、2校を対象に行い、川の汚れをチェックしました。子供たちは当職員の指導を受けながら、川の流速を調べた後、水質の指標となるPHや生物化学的酸素要求量などを試薬で調べました。続いて、川に入り、水生生物を網を使って採取し、イトヨやタニシ、汚れた川にすむヒルを見つけては、一喜一憂していました。
最後に、当事務所・田嶋の「皆さんが住んでいる近くの川を見てどう思いましたか?」の問いに「いろんな生き物がいてびっくりした」、「川がすごい汚れていた」との声が生徒から挙がり、本来の趣旨(河川愛護、水質改善の必要性)がメッセージとして子供たちに届いた様子でした。
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