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高瀬川水系水質汚濁対策連絡協議会では、平成18年度事業計画の一環として流域内水質汚濁状況調査(水生生物調査)を下記の日程で実施しました。
この調査は河川の水質保全の必要性や河川愛護の重要性を認識してもらうため、高瀬川水系の小中学校の協力を得て毎年実施しています。
また、三沢市立上久保小学校の5年生と一緒に総合学習としての水生生物調査を実施しましたので併せて紹介します。 |
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参加学校 |
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小学校名 |
実施日 |
参加人数 |
調査場所 |
備考 |
十和田市立高清水小学校 |
7月31日 |
12名 |
七戸町高瀬(七戸)川 |
水質汚濁対策連絡協議会 |
六ヶ所村立倉内小学校 |
8月 1日 |
17名 |
東北町赤川 |
〃 |
三沢市立第五中学校 |
8月 8日 |
8名 |
三沢市古間木川 |
〃 |
三沢市立上久保小学校 |
9月 5日 |
98名 |
三沢市古間木川 |
総合学習 |
十和田市立松陽小学校 |
9月 6日 |
28名 |
七戸町高瀬(七戸)川 |
水質汚濁対策連絡協議会 |
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調査内容 |
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川の様子 |
・・・ |
水温測定・川幅測定・流速測定 他 |
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パックテスト |
・・・ |
薬品の入ったパックを使って川の水質を簡易調査しました。 |
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生物調査 |
・・・ |
水中の生き物を採取し、その特徴と数をもとに水質を判定しました。 |
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平成18年度水生生物調査実施状況 |
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十和田市立松陽小学校 |
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調査日 |
9月6日 |
○パックテストとは? |
中に薬品が入ったプラスチックの容器の中に川の水を入れて、その水の色の変化で水質などを判断する方法です。 |
○水生生物とは? |
川の中に住むヤマメなどの魚類、トビケラなどの水生昆虫類、カワニナなどの貝類、ヒルやミミズなどの生き物をまとめて水生生物と呼びます。 |
○水生生物調査とは? |
河川に生息する水生生物には、きれいな水・きたない水を好む種類がいるので、その川に生息している水生生物を調べることでその河川の汚れ具合を判断する調査です。 |
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天気 |
晴れ(気温26℃・水温18℃) |
川の名前 |
高瀬(七戸)川・作田川 |
調査場所 |
七戸町柏葉橋( 9時00分〜)
七戸町左組橋(10時15分〜) |
生徒数 |
4年生9名・5年生19名 計28名 |
調査内容 |
1.川の様子(水温・川幅・流速など)
2.パックテストによる水質調査
3.水生生物による水質調査 |
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朝は少し肌寒く感じられ「寒いかな?」と心配しましたが、調査場所に着くと好天で気温も上がり、生物調査には丁度良い日となりました。
子どもたちは班に分かれ記録係・測定係など役割を決めて調査しました。 |
初めはなかなかうまく生物を採取することができませんでしたが、採取方法を教えてもらうと、小さな生物から少し大きめの生物まで、たくさん採取していました。
あまりに夢中になり思わずズボンまでぬらしてしまう子どももいました。 |
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採取した生物と、指標生物の記載された下敷きとを照らし合わせ、何という名前の生物なのか、どのような水質に生息する生物なのか、班のみんなで話し合いながら記録していました。
○指標生物とは?
全国各地に広く分布(生息)していて、分類が容易な30種類の水生生物を、「きれいな水にすむ生き物」「少しきれいな水にすむ生き物」「きたない水にすむ生き物」「大変きたない水にすむ生き物」の4つに区分し、水のよごれの程度の判定に使う生き物のことです。 |
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子ども達は、パックテスト・採取した生物から河川の水質状況を知る手がかりをつかみました。
この調査をきっかけに、川と親しみながら河川愛護や水質保全などに関心を高めて欲しいと思います。
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その他の参加学校
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十和田市立高清水小学校 (7月31日調査)
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六ヶ所村立倉内小学校 (8月1日調査)
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三沢市立第五中学校 (8月8日調査)
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三沢市立上久保小学校 5年1組 (9月5日調査)
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三沢市立上久保小学校 5年2組 (9月5日調査)
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三沢市立上久保小学校 5年3組 (9月5日調査)
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国土交通省 東北地方整備局 高瀬川河川事務所 |
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八戸市石堂三丁目7−10 0178−28−7135 |
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工務課長 伊藤 武志(内線
311) |
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高瀬川河川事務所 小川原湖出張所 |
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三沢市岡三沢三丁目9−19 0176−53−3081 |
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出張所長 大久保 和男 |
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