東日本大震災のちょうど1か月後の4月11日に、いわき市田人町で発生した「福島県浜通り地震」(M7.0）によって、延長14kmにわたり高さが最大で2.1ｍほどの断層崖が出現した。そのほとんどは修復されてしまったが、塩ノ平地区の断層崖は、今でも現地で観ることができる。田人地区では、地震で断層崖が出現したことを後世に伝えていくため、現地に銀杏の木を植樹し、石の標柱と説明板を立て、保存と啓発活動を行っている。
なお、断層がある田人町の田人ふれあい館（田人支所）には、井戸沢断層に関する展示と、断層の剥ぎ取り標本がある。

〒974-0151
福島県いわき市田人町黒田字塩ノ平222番地ほか

組織名：田人地域振興協議会
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