花渕山バイパス事業の紹介
 花渕山バイパス事業は、国道108号における急勾配・急カーブの解消と、災害時の迂回路確保を目的とした、トンネル新設工事や橋梁新設工事を含む道路改良工事です。
 元は、宮城県の事業として進められておりましたが、地滑りしやすい山間部であり、高度な技術を必要とする工事であることから、国直轄の「権限代行事業」として、国土交通省が現在工事を進め、平成27年11月15日に開通しました。
 開通区間の維持管理は、宮城県北部土木事務所で行っています。

 平成27年11月15日 花渕山バイパス 開通式
 11月15日(日)に開通に先立ち、同日午前10時8分より開通式を執り行いました。
開通記念イベントではウォーキング大会や鬼首神楽の披露等が行われました。

     
 テープカットの様子

   パレードの様子
     
 鬼首神楽

   ウォーキング大会
平成26年8月6日 花渕山2号トンネル 貫通式

 8月6日(水)、花渕山2号トンネルが無事貫通を迎え、宮城県、大崎市の関係者や、仙台河川国道事務所職員が出席し、貫通式が行われました。

 花渕山2号トンネルが貫通したため、花渕山バイパスのトンネルは、全てが貫通したことになります。花渕山バイパスの開通に向けて、工事は終盤に差しかかってきましたが、作業員一同、最後まで気を引き締めて完成を目指して行きます。

 地元小学生と各団体代表による貫通の儀。       大崎市伊藤市長らの万歳三唱。
 衝撃がすごかったです。
   鬼首小学校、鳴子小学校生徒たちの            鬼之國心鼓会の皆さんが
   メッセージ交換。                        お祝いしてくださいました。
平成26年2月26日 大崎市鳴子温泉地域の方々が現場見学

 2月26日(水)、大崎市鳴子温泉地域の31名の方々が、花渕山バイパス(花渕山2号トンネル)の工事現場を見学されました(事務所HPリンク)。

平成26年1月21日 山形県建設技術協会・西置賜支部 現場見学

 1月21日(火)、山形県建設技術協会西置賜支部の20名の方々が、花渕山バイパス(花渕山2号トンネル)の工事現場を見学されました(事務所HPリンク)。

平成25年10月10日 古川工業高校の生徒3名 現場見学
 10月10日(木)、古川工業高校(大崎市古川)の3名の生徒さんたちが、花渕山バイパス事業の工事現場において、普段は見ることのできないトンネル工事の掘削現場を見学されました。


  監督官から花渕山バイパス事業の概要説明     現場所長よりトンネル工事の概要、進捗状況
  を受けました。                        について説明を受けました。

  現場所長より現場内で稼働している機械に       最後に現場見学の記念写真を撮りました。
  ついて説明を受けました。

平成25年10月8日 日本建設機械施工協会 現場見学

 10月8日(火)、日本建設機械施工協会・東北支部8名の方々が、花渕山バイパス(花渕山2号トンネル)の工事現場を見学されました(事務所HPリンク)。
平成25年8月31日 花渕山2号トンネル 安全祈願祭

 8月31日(土)、花渕山2号トンネルの工事を始めるため、工事の安全祈願祭を牧事務所長をはじめ、国会議員、宮城県、大崎市長ら関係者約90名の出席によりとり行われました。
 花渕山2号トンネルは、全長が1,194mと4号トンネルに次ぐ2番目の長さで、作業員一同は気を引き締め、安全第一で、平成26年度中の完成を目指します。

 安全祈願祭会場、ここからトンネル工事が     「安全はすべてに優先する」請負者のスロ
 始まります。                       ーガン。無事故で工事が終わりますように!

      牧事務所長が玉串奉奠。            関係者全員で工事の無事を祈ります。
平成25年4月12日 伊藤建設工業(株)現場見学

 4月12日金曜日、 伊藤建設工業株式会社の40名の方々が、花渕山バイパス(花渕山7号橋)の工事現場を見学されました(事務所HPリンク)。

平成24年11月22日 花渕山3号トンネル貫通式


 11月8日木曜日、花渕山3号トンネル工事は、約3ヶ月間の掘削工事を完了し、関係者の皆様と貫通式を行いました。4号トンネルと同様に、トンネル内部のコンクリート工事、舗装工事、電気・機械設備工事を残すところとなりましたが、安全第一に一日も早い工事の完成を目指して参ります。

施工の様子をスクリーンに映して、貫通した瞬間を関係者の皆様で確認しました
貫通点清めの儀 鏡開き


平成24年11月12日 現場見学


 11月5日月曜日、大崎市立鬼首小学校の児童・教諭・保護者49名の方々が、花渕山4号トンネルを見学されました。(事務所HPリンク)

平成24年10月15日 古川工業生現場見学


 10月15日(金)、古川工業高校(大崎市古川)の生徒2名が、花渕山バイパス事業の工事現場において、普段は滅多に見ることができない上部工工事の現場(地上から約32m)や、トンネル工事の現場を見学しました。
 最初に玉手監督官から、花渕山バイパス事業全体の概要説明を受けました。
 続いて、上部工工事の現場では、地上から約32mの高さまで、工事用エレベータで登って現場を見学しました。
 最後に、トンネル工事の現場で、覆工コンクリート打設をする前の状況を見学しました。

平成24年10月2日 施工状況

3号トンネル間もなく貫通 7号橋上部工工事始まる
 3号トンネル工事は貫通するまで、残すところ約3mまで到達しました。写真は、ジャンボドリルという大型機械が、工事の最前線(切羽)で作業中の様子です。  7号橋工事は、中央部の橋脚が完成し、これから「橋げた」となる上部工工事へ作業が移ります。上部工は、ヤジロベーのようにバランスをとりながら、橋脚から両側へ、伸ばしていきます。

平成24年9月12日 現場見学


 9月12日水曜日、秋田地方自治体職員28名の方々が、花渕山バイパスの見学をしました。(事務所HPリンク)

平成24年8月7日 花渕山3号トンネル 安全祈願祭

 8月7日火曜日、4号トンネルに引き続き、3号トンネルの工事を始めるため、工事の安全を祈願する式をとり行いました。
 花渕山3号トンネルは、全長が203mであり短いトンネルではありますが、作業に従事する方々は気を引き締め、安全第一に、今年度(H25年3月)中の完成を目指します。

ここからトンネル工事が始まります 関係者全員で工事の無事を祈ります
花渕山3号トンネルの位置
平成24年7月30日 花渕山4号トンネル 貫通式
 7月30日月曜日、花渕山4号トンネルの掘削工事が完了し、関係者をお呼びしての貫通式が執り行われました。鬼首地区の地元にとっては、念願の花渕山バイパスであることから、その1つのトンネルが貫通したことで、関係者や地元方々から、多くの賛辞のお言葉を頂きました。
 トンネル工事としては、貫通という一つの節目を迎えることになりましたが、道路として利用できるまでには、これからトンネル内部のコンクリート工事、舗装工事、電気・機械設備工事など、たくさんの工事が残っておりますが、一日も早い完成を目指して、工事を進めて参ります。
貫通発破の点火式 貫通点の儀
貫通握手の儀 鏡開き
鬼之國心鼓会の太鼓奉納 鬼首地区伝統の神楽奉納
花渕山4号トンネルの位置
 花渕山4号トンネルは、国道47号から鬼首を結ぶ、国道108号花渕山バイパス工事の一部として、現在施工中です。
 トンネル工事の施工延長は1,385mであり、地滑りのしやすい山間部であることから、高度な技術を必要とします。
花渕山4号トンネル 施工方法
 花渕山4号トンネルは、一時支保としてNATM(ナトム)工法を採用し、比較的柔らかい岩盤は機械掘削を行い、堅い岩盤はダイナマイトによる発破掘削を行います。次に岩盤が崩れて動き出す前に、コンクリートを掘削面に吹き付けて歯止めし、その後、岩盤とコンクリートをつなぎ止めるロックボルトを周囲に打って、トンネル周囲をアーチ状の構造物にしています。
花渕山4号トンネル 施工状況
 
 現在の施工は、貫通まで残すところわずかになり、岩盤の比較的柔らかいところのため、大型の掘削機械での作業になります。
 作業員の方々は、崩れやすい場所での作業となることから、危険の伴う作業になりますが、現場では、安全を第一に様々な工夫をこらしながら、一日も早い完成を目指しております。
 

 掘削後は、「支保」と呼ばれる鋼材の骨組みで岩盤を支え、その後、表面をコンクリートで固めて補強し、ロックボルト打って、アーチ状の構造物にします。
 このトンネル工事は、この作業を何度も繰り返し、約2年をかけて完成させます。

花渕山バイパス事業の概要
 花渕山バイパスの詳細につきましては、こちらの事業概要書をご覧下さい。(PDF:655KB)
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