ルート概要

　「みちのくおとぎ街道」は、国道113号の山形県南陽市から宮城県白石市までの二市二町を通る区間をルートとしています。このエリアは童話作家の誕生の地や民話「鶴の恩返し」発祥の地などを有する、数々の民話の宝庫です。また、雄大な自然資源に恵まれているほか、江戸の賑わいや昭和の面影が息づく歴史街道でもあります。はじめて通るのに“ふと懐かしくなる”みちのくおとぎ街道は、そんな忘れかけていた小さい頃の記憶を思い起こさせてくれる道でもあります。

ルート位置図

ルート沿線の地域資源のご紹介

【観る】白石城
	片倉氏が居城した城で、日本古来の建築様式に基づいて復元された木造三層櫓の天守閣からは市街が一望できます。

【観る】熊野大社
	日本三熊野の一つで、再建千二百年の歴史を誇ります。 御神体をお祀りする本殿裏側の彫刻には、うさぎが三羽隠し彫りされており見つけると「願い事が叶う」と言い伝えられています。

【観る】材木岩公園
	国指定天然記念物であり、高さ６５ｍ、幅１００ｍにわたって大きな角材を立て並べたように巨岩が連なっています。

【観る】滑津（なめつ）大滝
	高さ約10ｍ、幅約30ｍという白石川上流部の名瀑で、その形状から「二段滝」とも呼ばれています。

【観る】浜田広介記念館
	代表作「泣いた赤おに」で知られる浜田広介は、郷土の生んだ童話作家です。直筆原稿などさまざまな展示があり、ひろすけ童話の世界にたっぷりひたれます。

【聴く】夕鶴の里
	民話をテーマとした資料館。語り部が話す民話を聞くこともできます。

【参拝する】安久津（あくつ）八幡神社
	高畠町のシンボル。歴史公園内にあり、春〜秋にかけてたくさんの家族連れで賑わいます。

活動レポート

・令和５年度

日本風景街道ポータルサイト　ルート紹介ページ