TOPページへ
TOPページへ 整備局ホームページへ 関連リンク集 サイトマップ
道路交通情報 施策の紹介 事業の紹介 道路IRサイト 総合学習のコーナー

東北地方の道路事業
○東北地域版新道路計画  〜道づくり計画〜
  

東北地域では、新道路整備五箇年計画を進めるにあたり、時代の潮流や東北地方の課題、戦略を踏まえ、今後10年程度で重点的かつ早期に取り組むべき4つの「道づくりの重点方針」と7つの「道づくりを実施するにあたっての前提」を定め、道路政策を進めています。 









速達性のある骨格道路の整備

高規格幹線道路網の整備
地域高規格道路の整備

雪・災害に強い道づくり 雪対策の充実
総合的な防災対策の実施
都市圏交通の円滑化を図る道づくり

主要都市のバイパス・環状道路の整備
TDM・マルチモーダル施策の推進

人の快適な生活向上を図る道づくり 広幅員歩道等の整備
事故対策の推進
《道づくりを実施するにあたっての前提》
1:情報公開の推進
2:住民参加による合意形成
3:事業の重点化・コストの縮減
4:道路管理の充実・高度化・役割分担の確立
5:新技術の積極的な開発・導入
6:東北の豊かな自然環境との共生
7:東北の歴史深い風土・文化への配慮


  21世紀を迎え「個性と魅力あふれる誇りの持てる東北」「自然と共生する美しい東北」「連携・交流による活力ある東北」の形成を目指し、平成10年度に策定された「新道路整備五箇年計画」に基づき、道路の整備を重点的かつ計画的に進めます。

 



速達性のある骨格道路の整備

 東北に立地する先端産業、豊かな観光資源を生かした国内・国際交流を進めるため、東北地域内および全国と東北各地域、空港・港湾などの国際交流拠点、観光拠点を結び、物流・人流の効率化などに寄与する高規格幹線道路網を整備します。
 また、活力ある魅力的な東北を形成するため、地域間の連携・交流、都市や産業、観光資源などを有機的に結び、地域の自立的発展を促すための移動時間など、交流条件の格差を是正する地域高規格道路(※1)を整備します。

(※1)地域高規格道路
 全国的な高規格幹線道路網と連携して、地域構造を強化する、自動車専用道路クラスの質の高い道路
●東北における骨格道路網パターン
●地域の連携・交流を進める地域高規格道路の概念


雪・災害に強い道づくり

 積雪期の交通機能低下を最小限に止め、無雪期に近い、安全で安定した地域活動を実現すするため、除雪、融雪、消融雪施設の整備、防雪の強化、安全な通行を支援するITS(※2)の導入など、雪対策をいっそう充実させます。
 また、災害時に人々の生活と地域活動を確保し、安全・安心な東北を形成するため、橋梁の震災対策や補強、のり面(※3)防災対策、緊急輸送道路ネットワークの確立、ITSの導入など、総合的な防災対策を行います。
(※2)ITS(高度道路交通システム)
 最先端の情報通信技術を活用して、電波や光、音声などにより道路交通の安全性の向上、輸送効率の向上、快適性の向上などを支援するシステム

(※3)のり面
 道路の切土、あるいは盛土の箇所に人工的につくられた斜面
●交通マヒを防ぐ雪対策のイメージ
●総合的な防災対策のイメージ


都市圏交通の円滑化を図る道づくり

 東北地域の魅力と暮らし易さの向上を図るため、都市構造の適正な誘導とともに中心部からの通過交通の排除、都心部への交通の分散導入を図り、飽和状態にある道路の負担を軽減するバイパスや環状道路の整備を行います。
 また、現在ある道路を上手に活用し、都市交通の円滑化、環境問題への対応を図るTDM方策(※4)やマルチモーダル施策(※5)など、交通の平準化、適正化への積極的な取り組みを行います。
(※4)TDM(交通需要マネージメント)施策
 車の利用者に交通行動の変更を促すことにより、都市または地域レベルの道路交通混雑を緩和する手法

(※5)マルチモーダル施策
 複数の交通機関の連携による一体的な交通施策を寿司紳士、その利便性を向上させることで、都市全体の交通を円滑にする手法
●環状道路の整備による走行速度と燃費の関係
●円滑な都市圏交通を実現するTDMの概念


人の快適な生活向上を図る道づくり

 高齢化社会の到来を前に、すべての人が安全・安心で快適な日常生活を営み、社会参加を促すため、広幅員歩道の整備、歩道のバリアフリー化(※6)、歩行ネットワークの形成、ITSの導入など、歩行環境の安全性、快適性の向上を図ります。
 また、だれもが安心して社会活動をおくるため、コミュニティーゾーンの形成、電線類の地中化、交差点の改良、ITSの導入など、事故の起こりにくい道路環境の整備を行います。
(※6)
横断歩道など、歩道と車道部分との段差をなくすことで、車椅子やベビーカー、自転車などがスムースに通行できる
●交通事故を低減し安全を確保する事故対策のイメージ
●安心安全な歩行環境のイメージ

 

○一住民参加による道づくり計画の策定・推進


  国土交通省東北地方整備局では、21世紀に向けた新しい道路計画が時代の潮流や東北地域の課題、可能性に加え、地位のニーズや実情に合致した計画とするため、東北のみなさまの声をうかがい、反映させながら計画を策定する「パブリック・インボルブメント(PI)方式」を新たな方式として取り入れ、21世紀に向けた道づくり計画を策定しました。今後も、みなさまの意見をうかがう機会を積極的に取り入れ、いただいたご意見や新しい社会の要請などを考えあわせながら、よりよい道づくりを進めていきます。

 

戻る
------Copyright(C)2004 Tohoku Regional Bureau Ministry of Land,Infrastructure and Transport, All Rights Reserved.------
国土交通省東北地方整備局 道路部
ホームページに関するご意見・ご感想がございましたら、webmaster@thr.mlit.go.jpまでお願い致します。リンク・著作権・プライバシーポリシー等についてはこちらをご覧下さい。アクセスログによる統計分析については、こちらをご覧下さい。東北地方整備局の住所はこちらをご覧下さい。