建物用語集

碍子(がいし):
 電線を絶縁して支持するための絶縁体で、硬質磁器やガラス、プラスチックでできた絶縁部分と電極からなっている。

がいし引き工事(がいしひきこうじ):
 がいしで電線を支持し、がいしを造営材に取り付け配線する工事をがいし引き工事という。

開放(かいほう):
 電流が流れないように導線を分離してある状態のこと。

回路(かいろ):
 電流を通すために接続されている通路。目的に応じて使用部品、形態を変えて設計する。

架空引込線(かくうひきこみせん):
 架空電線路の支持物から、他の支持物を経ないで需要場所の取り付け点に至る架空配電線を架空引込線という。

火災報知器(かさいほうちき):
 火災時に煙や熱を感知しセンサーで感知して警報器を鳴らす装置。火災感知器と受信回路、電源、ベルで火災報知器となる。

活線作業(かっせんさぎょう):
 電線路の送電を継続しながら行われる線路作業を活線作業という。この作業は感電の恐れがあり、労働安全衛生法および関係法規で厳守事項が決められている。

過電流(かでんりゅう):
 電気機器や電気用品には、安全に使用できるための最大電流値を定格電流という。この値より大きい電流を過電流といい過電流を流すと機器が焼損したり故障したりする。

過電流遮断器(かでんりゅうしゃだんき):
 過電流から回路や機器を保護するために、電路に設けられる装置の総称で過電流遮断器という。

過負荷(かふか):
 機器、装置、素子が正常に働きうる値を超えた負荷のこと。

間接照明(かんせつしょうめい):
 照明光を天井もしくは壁面に当てて、分散反射させるようにする照明。直接照明に対し光が柔らかい。

幹線(かんせん):
 受変電設備等から分電盤または、制御盤までの配線部分を幹線という。

感電(かんでん):
 人、動物を感覚器を持った生物の体に電気が流れることを感電という。

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