寒河江ダムの概要

ダムの概要

霊峰の恵みを集める月の湖

寒河江ダム

寒河江ダムは、山形県の母なる川最上川の左支川寒河江川に建設された中央コア型ロックフィルダムで、最上川治水計画の一環として洪水調節、河川環境の保全、かんがい用水、水道用水、発電等の目的を持った多目的ダムです。また、ダム周辺一帯は、磐梯朝日国立公園の朝日連峰、霊峰月山に囲まれて、月山夏スキーをはじめ奥羽山脈レクリエーション都市、弓張平公園等高原リゾートとして整備が進められ、ダム周辺環境整備と相まって、まさに寒河江ダムは流域の開発と保全並びに観光資源として大きな役割を果たしています。寒河江ダムは、最上川水系の洪水による氾濫を防御するほか、豊かな水資源を活用し、21世紀の山形の新しい産業づくりのため、昭和47年に調査が開始されて以来19年の歳月と1,330億円の事業費をもって、平成2年11月2日に完成しました。