記者発表 平成17年09月05日

平成17年09月05日
最上川ダム統合管理事務所

ダム流域にはどんな昆虫がいるのか観察しよう!

“寒河江ダム及び白川ダム昆虫教室”の開催について

『森と水と匠の連携検討会』と『白川湖畔交流ネットワーク』では、寒河江ダムと白川ダムの流域に生息する昆虫を採集し、昆虫の生態やダム流域の自然の豊かさを体験してもらい、水源地の大切さを学んでもらうために、「寒河江ダム昆虫教室」と「白川ダム昆虫教室」を下記のとおり開催します。

  1. 寒河江ダム昆虫教室
    • 日 時:平成17年9月10日(土) 9:00 ~ 15:30
    • 参加者:応募で選定された親子15組程度
    • 場 所:西川町 寒河江ダム周辺
    • 内 容:大井沢自然博物館見学、昆虫採集、木の実クラフト体験湖面からの観察
  2. 白川ダム昆虫教室
    • 日 時:平成17年9月17日(土) 9:00 ~ 13:30
    • 参加者:飯豊町立第一小学校、第二小学校の親子30名程度
    • 場 所:飯豊町 山形県源流の森
    • 内 容:源流の森見学、昆虫採集

最上川ダム統合管理事務所(事務所長 菅野 春雄)が管理する寒河江ダム(西川町)及び白川ダム(飯豊町)の周辺は、豊かな自然環境に恵まれており、地域住民が中心となって水源地を守る活動に取り組んでいます。各々のダムでも、ダム周辺の関係機関が連携し、※1『森と水と匠の連携検討会』と※2『白川湖畔交流ネットワーク』を組織し、ダムを通じた自然学習や地域づくりの活動に連携して取り組んでいます。これらの組織が主催し、「寒河江ダム昆虫教室」「白川ダム昆虫教室」を別紙のとおり開催することになりました。

この昆虫教室は、※3河川水辺の国勢調査において今年度寒河江ダム及び白川ダム周辺で陸上昆虫類等の調査を実施している一環として、みなさんにその調査の一部に参加していただき、昆虫の生態やダム流域の自然の豊かさを体験してもらい、水源地域の大切さを学んでいただくことを目的としています。

※1「森と水と匠の連携検討会」とは、寒河江ダム周辺が自然環境に恵まれ多くの学習施設が整備されていることから、周辺の各機関が連携を図り情報交換・連絡調整を行うことを目的に設立されたものです。構成員:国土交通省最上川ダム統合管理事務所、山形県自然博物園、西川町大井沢自然博物館、西川町自然と匠の伝承館、西川町、NPOエコプロ

※2「白川湖畔交流ネットワーク」とは、白川湖畔をとりまく地域や行政、企業が連携しよりよい地域を創り上げることをめざし設立されたものです。構成員:中津川むらづくり協議会、中津川財産区管理会、(株)ふるさと公社、飯豊町、飯豊町教育委員会、山形県源流の森、国土交通省最上川ダム統合管理事務所白川ダム管理支所

※3「河川水辺の国勢調査」とは、全国の一級河川や主要な二級河川及びダムにおいて、河川を“環境”という観点からとらえた基礎情報の収集を目的として実施されています。

※発表記者会:山形県政記者クラブ

問い合わせ先

森と水と匠の連携検討会
国土交通省 最上川ダム統合管理事務所 西村山郡西川町大字砂子関158
管理課長 佐藤 孝 (さとう たかし)
TEL:0237-75-2311 (代表)

白川湖畔交流ネットワーク
最上川ダム統合管理事務所 白川ダム管理支所 西置賜郡飯豊町大字高峰字栗梨沢4215
白川ダム管理支所長 漆山 洋治 (うるしやま ようじ)
TEL:0238-75-2131