記者発表 平成14年04月10日
平成14年04月10日
平成14年度の予算概要について
最上川ダム統合管理事務所は、山形県の母なる川「最上川」の左支川白川及び寒河江川に設置された「白川ダム」及び「寒河江ダム」の管理運営を担当します。ダム運用開始から今年度で、白川ダムは22年目、寒河江ダムは12年目を迎えます。
事業費
- 平成14年度の総事業費は、16.1億円、前年度比1.01倍となります。
- ダムの維持管理費としては、14.1億円、前年度比1.08倍となります。
- 白川ダム周辺の環境整備としては、2億円、前年度比0.70倍となります。
項目 | ダム名 | H13年度(当初) | H14年度 | 増減 | 前年比率 |
---|---|---|---|---|---|
維持管理の費用 | ダムの統合管理 | 256.8 | 277.0 | 20.2 | 1.08 |
白川ダム | 503.0 | 494.2 | 減 8.8 | 0.98 | |
寒河江ダム | 544.2 | 639.0 | 94.8 | 1.17 | |
小計 | 1,304.0 | 1,410.2 | 106.2 | 1.08 | |
ダム周辺の環境整備 | 白川ダム | 284.0 | 200.0 | 減 84.0 | 0.70 |
合計 | 1,588.0 | 1,610.2 | 22.2 | 1.01 |
主な事業
- 施設を良好に保つための維持・補修や、適切なダム運用のための監視・観測、自然環境調査などを実施します。
- 寒河江ダムでは、西川町の噴水補修とタイアップし、貯水池の水温・水質を監視する水質監視設備の全面的な補修を行います。
- 白川ダム・寒河江ダムの状況を総合的に監視する等、ダムの統合管理機能強化のための施設整備を進めていきます。
- 白川ダムでは、貯水池の水質を保持し緑豊かなダム環境を創出するため、ダム周辺の環境整備として、矢淵北等斜面の崩れている場所を整備するダム貯水池水質保全事業を実施します。
- 寒河江ダムでは、ダム下流河川の環境を保全するために、週に1回10~30m³ / 秒のフラッシュ放流試験を引き続き実施します。
- ダム施設の一般開放や、ホームページ・広報誌などを活用し、積極的な情報公開に努めます。
問い合わせ先
国土交通省 東北地方整備局 最上川ダム統合管理事務所(寒河江ダム)
西村山郡西川町大字砂子関158 電話0237-75-2311
管理課長 小原 久敏 (おばら ひさとし)