ダム見学情報:「羽越水害40周年記念 子ども交流会」一行
今年は、昭和42年8月28日に山形県南部や新潟県北部を襲った、羽越水害から40周年を迎えることもあり、この水害の教訓を忘れないようにと、各地で様々な記念行事が行われています。その一環として、国土交通省や山形県、流域市町村で組織する村山・置賜地区災害情報普及協議会では、事前に応募頂いた小学5年生から中学2年生の30人による防災・減災を主体にした体験型の交流会が、7月28日から29日にかけての2日間にわたって行われました。
7月28日に、最上川上流の米沢市から出発し下流へと移動しながら、寒河江ダムで開催されている「森と湖に親しむつどい2007 月山湖サマーフェスタ」の会場で、降雨体験装置により降雨強度の変化を体験しました。その後、寒河江ダムに移動し、操作室での説明、きき水テストを行った後、ダム天端(洪水吐き)に移動しました。当日は、サマーフェスタの湖上花火大会と月山湖大噴水のライトアップも同時に行われており、大噴水をバックにしたダム側からの花火も途中まで見学することができ、一行は普段は見ることができない光景に満足して帰途に向かいました。
体験装置での降雨体験 | 操作室内でのビデオによる寒河江ダムの説明 | |
きき水にも挑戦しました | ダム堤体から花火大会も見ることができました |