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2021.02.24更新

長井ダム越流中!!

野川まなび館付近にある放流警報表示板

野川まなび館付近にある放流警報表示板

堤体の積雪と越流の様子(2月18日10時撮影)

堤体の積雪と越流の様子(2月18日10時撮影)

長井ダムでは、なんと! 今月2度目の越流をしています。

この越流は、融雪のために、流入量が増加したためです。

2月に越流するのは、長井ダムが完成して初めてとのことで、とても珍しい現象です。

長井ダムは、洪水調節用のゲートがついていない、自然調節方式【ゲートレスダム】となっています。

そのため、水位が常用洪水吐敷高(標高367.30m)を越えると、常用洪水吐からの越流が始まります。

今月1度目は、16日(火)午後1時40分に越流を開始しましたが、白い雪の壁からわずかに水が出ている様子でしたが、次第に越流らしくなりました。

この越流は、19日(金)に終了しましたが、22日(月)の午前7時に再度越流し、現在に至っています。

2月24日(木)9時現在の水位は、標高368.5mで、常用洪水吐より120cm高くなっています。


現在、県道木地山・九野本線が全面通行止めのため、越流の様子は実際に見ることはできませんが、ホームページのライブカメラから、1時間毎の静止画像を見ることができます。堤体下流のライブカメラはこちらです。

天端中央から見る越流の様子(2月22日11時撮影)

天端中央から見る越流の様子(2月22日11時撮影)

県道木地山・九野本線「みさ橋」付近より提体を望む (2月22日15時撮影)

県道木地山・九野本線「みさ橋」付近より提体を望む (2月22日15時撮影)