プチ・トピックス
2018.05.30更新
長井ダムからの越流は終了しました!!
- 5月30日の貯水位は366.7m
長井ダムは、自然に水が流れる【自然越流方式】のダムですが、流れ出る高さが、367.3mとなっています。 この位置よりも水位が高くなると、水が流れ出します。 長井ダムでは3月16日に常用洪水吐きの水位を越え、雪解け水が流れる『融雪越流』が始まりました。
壮大なコンクリートの壁を、真っ白い泡のようにも見える水が流れ落ちる風景は、多くの方にご覧いただけたのではないでしょうか♪
もちろん長井ダムの水は無色透明ですので、白く見える現象というのは、常用洪水吐きから水が勢いよく流れ落ちるときに見ることができる、この時期ならではの楽しみ方と言えます。
5月29日、水位は367.29mとなり、融雪による越流は終了いたしました。
年 | 開始日 | 終了日 | 越流期間 |
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平成30年 | |||
平成29年 | |||
平成28年 | |||
平成27年 | |||
平成26年 |
参考資料を見ても分かるように、平成28年から2年続いて短い越流期間でしたが、今年はゆっくりお楽しみいただくことができました。 これにはやはり、積雪状況が関係してくると思われます。 平成28年と平成29年は、最大積雪深が2mに満たなかったのが、平成30年になって長井ダムでは、3mを越える積雪深を観測しております。
県道みさ橋付近からみる長井ダム(5月30日撮影)
管理庁舎からみる長井ダム堤体 (5月30日撮影) | 管理庁舎からみる白つつじ橋 (5月30日撮影) |
越流終了により長井ダムから流れ落ちる水の音は聞こえなくなりましたが、耳を澄ますと、鳥や風の自然の音が際立つようになりました。 日ごとに木々の緑も濃くなり、清々しい初夏を迎えています。 ぜひ長井ダムへ足を運んでいただき、自然豊かな長井ダムの景観、ながい百秋湖とのコントラストをどうぞお楽しみくださいヾ(^v^)k♪